田舎に帰省した際、阿蘇に行けたので
もう良いかなぁ〜、と思っていたら、
帰省期間残り一日が晴天になりそうと
いうこともあって、滝や石橋が多い
地域に連れて行ってくれるというので、
折角だし出かけてみることに。
当初の予報では雨になる筈が、
予想よりも台風が早く過ぎた為、
明日は晴天になる見込み。
観光ガイドの雑誌を貰って眺めたら、
これ 15 年も前の本じゃないか〜〜
大丈夫なのか・・・
晴れというわりには、少し雲が多いぞぉ〜
まあ気象業界でいう晴れの区分は、
空の 8 割まで雲があっても晴れだからねぇ。
熊本市を出て南の方へ車で走る。
( 私は助手席 )
しかし長閑な風景が広がるねぇ〜
田畑や川、山の緑などが辺り一面に広がる。
平日だからなのか田舎だからなのかは
分からないけど、やたら道も空いている。
東京では考えられん〜〜、ってな感じ。
先ずは有名な通潤橋。
駐車場に車を置いてすぐ下へ降りると、
もう橋が見えていた。
ここは、放水の光景が有名だね〜
橋の下を潜って、反対側へ行ってみる。
道が無いので岩の上を
超えながら、来てみた。
大きな魚も泳いでいる〜
橋の手前側へ戻って、
脇の道を上へ上がると、
橋の上を渡る道に出た。
そこから更に上の方へ回ってみると、
緑の間から橋を眺めることが出来る。
橋の上はすんなり歩けるように
なっているみたいだ。
たまに人がいるぐらいで、
殆ど人の姿は見えない。
反対側から見ると、
こんな感じ・・・
休憩所を過ぎて、山道らしき道を
少し下の方へ降りて行くと、
途中は竹林になっていて、
結構背の高い筍が沢山生えていた。
急勾配の山道を降って行くと、
五老ヶ滝に出る。
結構高さはありそうだけど、
滝壺の方まで行けなかったので、
いまひとつスケール感に欠ける。
下から背後の吊り橋を見上げると、
叔母はこの滝を見下ろせる
吊り橋の方へ行っていた。
急な登り坂を登って上の方へ戻るが、
いつもの登山と違って、荷物を担いで
いないので、とても楽で速く登れる。
吊り橋から眺めると、滝はもっと小さかった。
吊り橋を渡って反対側の山道を少し歩くと、
通潤橋の反対側の棚田に出る。
後日叔母が地元紙の切り抜きを送ってくれ、
この棚田の景観を、重要文化的景観に
指定するよう、文科省に答申したそうだ。
更に田んぼの間の道を進み、
通潤橋の上を渡る道の脇から
駐車場へと降って行く。
次に、車で移動中ちょっと迷ったけど、
聖滝を眺めに行ってみる。
近くへ行く道が無さそうなので、
とりあえず展望台の所から撮影。
ちょっと小さいねぇ。
近くに赤い花が沢山咲いていたけど、
これは何という花・・・ ?
更に車で移動して、
次は竜宮瀧へ行ってみた。
でもここはすぐ上を、大きな道路橋が
通っていて、滝壺のすぐ傍に大きな橋脚が・・・
左の方にも滝らしいものがあるけど、
滝というには、ちょっと小さい感じ。
足場は悪いけど、一応近づいて
撮ってみることにした。
規模は小さいけど、近づいて大きく撮ると、
結構それらしい滝に見える。
一通り写真を撮り終えてからお昼休憩。
大きな橋がすぐ頭の上を走っているので、
雰囲気的にイマイチだけど、一応自然って感じ。
こちらは本当は滝ではなく、
用水路の水が落ちているだけらしいが、
撮ってみると、まるで滝みたいだねぇ。笑
お昼を食べた後、唐傘松が近くにあるのを
見つけて、折角なので見に行ってみる。
こんな狭い山道、車で走って大丈夫なのかと
ちょっと心配したけど、殆ど対向車は
走っていないので、問題なく到着。
ちょっと先に唐傘松が見えた。
樹齢 300 年以上で、
熊本県の指定天然記念物だそうだ。
わりと広くて長閑な場所だ。
他に人が誰もいないからかな・・・
ちょっと向こうの方には
山並みが見えて、もう宮崎県らしい。
天気が良くて良いねぇ・・・
この後は美里町へ移動して石橋巡り。
まずは有名な、霊台橋。
車道の橋と並行して掛かっている。
もう少し観光的な感じなのかと思ったら、
全然普通の場所、って感じだった。 笑
平日なので、殆ど人の姿は無し。
沢や緑が多くて、ちょっと風情を感じる。
反対側から眺めると、こんな感じ。
幅は 3 〜 4 m ぐらいかな。
あまり東京では見かけないねぇ。
美里町には、こういう石橋が沢山あって、
結構観光名所になっているらしい。
今回来るまで、こういうものが
有名だったとは知らなった。
左の橋が車道で、右の橋が霊台橋。
[ 上の写真 右 ]
適当に写真も撮ったので、
他の石橋を見に移動。
すぐ先の降った所に茶屋があり、
広場があったので寄り道して、
そこからも撮ってみた。
しばらく走ると、幹線道路から
少し入った所に大窪橋があった。
こちらも車道と並行して、
掛かっている橋だけど、
霊台橋に比べると小さいね。
殆ど今は使われていないって
雰囲気の橋だったよ。
ここは短めで、次へ移動。
次の二俣橋は、おおよその場所は
分かっていたけど見つからず、
幹線道路をしばらくグルグル・・・
ようやく見つかり、付近を歩いてみる。
こちらの橋は道も整備されているし、
やや住宅地の中にあることもあって、
わりと車や人も利用しているみたい。
向こうの方の橋は二つ並行していて、
奥側の道は車も走れるようになっている。
写真を撮ろうとしていたら、僅かの差で
撮る前にやって来た観光客が居座ってしまい、
結構待たされてしまった。
奥の上の方にある橋が幹線道路の橋。
ここは結構長い時間、滞在していた。
帰りに天然温泉、佐俣の湯に寄り道。
平日の夕方で空いているねぇ・・・
男性更衣室でおばちゃんや若い姉ちゃんが
定期的にメンテナンスしているのは、
田舎だからだろうか・・・?
( 長閑だ 笑 )
熊本市内へ帰る途中、あちこちに金麦畑があった。
他にも田畑が広々としていて、本当に長閑な所。
夕日に照らされる金麦畑も結構綺麗だったけど、
じっくり一眼レフで光を選んで
撮るわけではないので普通の写真だけど、
本当はもっと輝いた感じだった。
低気圧も東へ過ぎ去り、
午後は綺麗な快晴の青空が広がっている。
東京にいると、ちょっと遠出する時は、
高速道路の利用が普通だけど、
こちらでは一般道を走っても、
十分遠くまで走れるね〜
やっぱり東京の感覚が他と違うのか。笑
あちこちに遊びに行けて良い帰省だった。
年末年始やお盆等の混雑する帰省と違って、
こういう閑散期にゆっくり長期で
滞在する旅行の方が、同じお金や時間を
使うにしても、何倍も価値が高まると思った。