2008/05

お城

諸事情で田舎に帰省することを検討したところ、
5 月の後半頃は阿蘇のミヤマキリシマが
美しいことや緑もだいぶ深まってくることから、
ちょうど一週間ほど時間が取れる時期が
あった為、阿蘇での撮影を狙って帰省することに。

今日は天気が良いことと、
熊本城築城 400 年記念を昨年からやっている為、
身内に見に行こうと唆されて、晴天という
こともあって一緒に眺めに行くことになった。

熊本城って日本三名城の一つなんだよねぇ。

2008 - 05 - 16 ( 金 )     熊本城

熊本城は市の中心部の繁華街のすぐ傍にあり、
こちらからはバスで出かける。
中学生の頃はこのバスに乗ることもあったけど、
いや〜懐かしいねぇ・・・


交通センターでバスを降りると、
熊本城はすぐ傍。

入口の橋の袂に、加藤清正の銅像があった。
へぇ〜、こんなのがあったんだぁ〜〜

城の城壁に沿って、坪井川が流れている。
この城壁、国が指定している重要文化財だ。


城の方へ近づいて行くと備前掘がある。
川とは切り離されているみたい。

水面に出た石の上で、
亀が甲羅干しをしていた。 笑

はぜ方門から入城すると、
目の前には < 竹の丸 > の庭が広がる。
北側を見ると、向こうに天守閣が見えた。


< 竹の丸 > から天守閣へ向かって、
城壁の間をグネグネと進んで行くと、
< 東竹の丸 > のすぐ下へ出る。

階段の先に大きくなった天守閣が見えてきた。
今日は平日なので観光客が少なめで良い。

梅園の前。
天守閣がだいぶ近くなってくると、
撮影のスポットらしく、
写真を撮っている人が多かった。
絵を描いている人もいたねぇ。


石段を 2 回上がると、天守閣に到着〜〜
目の前には天守閣西側の広場が広がっている。

普通なら観光客がたくさんいるだろうけど、
平日のせいか、ちょっと待つとすぐに
人のいない写真が撮れて、ラッキーだ〜

この広場の北西側には、
国の重要文化財に指定されている
< 宇土櫓 > がある。
小さいけど、なかなか凛々しい。


天守閣の南西側、
西櫓門の上にある城壁付近より
天守閣を眺める。

ちょうどお昼の時間になったので、
売店に立ち寄り。
いきなり団子 の幟が立っていて、
いかにも観光地って感じ。

先ほどの広場の木陰でお昼にしたけど、
もう少しベンチが多いと良いような気もする。


お昼を済ませると、天守閣の南側を回って
天守閣の東側へと移動。

こちらにも広場があるけど、
どちらかというと、こっちの方がメインのようだ。

天守閣と本丸御殿とどちらへ先に行くか・・・
本丸御殿が先となったが、
400 年記念で新たに造り替えられた
本丸御殿大広間の建物内は撮影禁止
だったので、残念ながら画像は無し。

畳の広い部屋や、やたら高い天井は
開放感があって良いねえ〜
金箔の多い障子などは別にどうでも良いけど、
あの広い空間は自分の住まいに欲しいもんだ。

広くて余裕のある縁側が南向きの庭に
直結していて、こういう処でのんびり
昼寝できたら、良いだろうねえ〜

本丸御殿の中で、資料閲覧の為だろうけど、
NotePC がずら〜と並んでいる空間があった。
お城の中だと、ちょっと違和感があるような・・・

本丸御殿を出ると、ちょうどその真下が
< 闇り通路 > になっているので行ってみる。


< 闇り通路 > に入ると、中は涼しい〜
こういったものが整っているのは、
何でも全国の城でここだけらしい。

本丸御殿を支えているこの柱、
人よりかなり大きいけど、
造るのがかなり大変だったそうだ。


本丸御殿は外観も撮影してなかった。

< 闇り通路 > を出てから、
隣の建物は撮っていたけど、
まあ雰囲気的にはこれに近い感じだったね。

折角なので、天守閣へも登ってみることに。
入口の前には合戦の服装をした人もいた。

天守閣の右下に入口があり、
中へ入ろうとしていたら、韓国人らしき
ツアー客が押し寄せて来たので、
しばらく入口で時間潰し・・・
団体と重なると喧しい。


登り降りの階段は狭いけど、
各フロアはちょっとはマシな広さだ。

でも団体客といっしょになると、
たぶん混んでダメそう・・・

街並みやお城の模型もあるし、
鉄砲などの武器や甲冑などもあった。
歴史の紹介や、全国の城の写真もあったね〜

これぐらいの明るさなら、三脚が無くても
まあまあそれなりに撮ることはできる。


天守閣の一番上に着いたので、
とりあえず外の眺めを撮ってみる。

こちらは西側。
下の広場がお昼を食べたところ。

木立の先に西出丸があり、
そのずっと先に見える
緑の広い場所が、二の丸広場。


上の写真左は南側。
私たちが入って来た、はぜ方門があり、
ずっと歩いて来た通りが中央に見える。

上の写真右が東側で、市の中心部。
右側の大きな緑の木が、大銀杏。
大銀杏のすぐ右側に本丸御殿がある。


天守閣を降りて来て、
お昼を食べた広場から再度熊本城を撮影。

大銀杏がある方の広場は、結構皆さん
写真を撮っているけど、こっちは人が少ない。

この広場のすぐ下に頬当御門があるので、
門の手前まで行って、記念スタンプを押印。

ちょうど木の間に城が見えてなかなか良い感じ。

ここですぐ城外に出てしまうのも勿体ないので、
元のコースに戻って、東側へ向かうことに。

梅園の前まで戻って来ると、
東側に、 < 二様の石垣 > がある。
上の写真左。

これは叔母が撮ったので全体像が入ってないけど、
石垣が二重になっていて、手前が古く傾斜が緩いもの、
奥が傾斜が急になっている新しいものなのだそうだ。

< 二様の石垣 > のすぐ後方の
< 東竹の丸 > へ入って梅園の方を眺めて見る。
上の写真右。

石垣が幾重にも重なり、結構良い感じに見えた。
ここでは人がいなくなるのに少し時間がかかった。


< 東竹の丸 > の広場。 上の写真左。
こっちの方は、殆ど人はいない。

右手には、国の重要文化財に
指定されている櫓が並んでいる。
< 田子櫓 >、< 七間櫓 >、< 十四間櫓 > など。

すぐ先には < 四間櫓 >、< 源之進櫓 >がある。 
上の写真右。

左の石垣の上が、本丸御殿。
ここをずっと奥へ進んだ所に、
< 不開門 >、< 五間櫓 > があった。


そこから石段を降りて、下を折り返して戻る。
この辺まで来ると、もう下に道路があり、
車が走っているのが見える。

< 肥後六花園 > の横を抜けて、
< 平御櫓 > を通り、 < 須戸口門 > から
外へ出ると、目の前は路面電車の通りだ。
天気が良くて人も少なく、
良い見物ができて良かった。

熊本城のすぐ傍が繁華街で、
市内で一番大きなデパートに寄ってみる。

東京で本田健さんのセミナーに
参加した時に同じグループだった人が
このデパートに勤めているので、
会えるかもしれないと思ったから。

すると偶然今日は出勤日だったそうで、
久しぶりに会うことができた。

なんと、9 日後に結婚式を挙げるそうで、
おめでとう御座います〜〜♪

写真も撮れたし知り合いにも会えたし、
今日は良い日だったねぇ〜