普段山へ出掛ける時は混雑を避けて平日ばかり
選んで出掛けているけど、今回は珍しく日曜日。
YAMAP のやっこさんから最近是非霧島へと
言われていた為、詳しくないエリアだし、
現地の人に案内して貰えるなら良さそうかと。
次の日曜が空いているそうだったので
一先ずそこで霧島へ行くことにして、
直前になって行き先が高千穂峰に決定。
だいぶ前から、どうせ霧島まで行くなら
日帰りを 2 回やるより、1 泊 2 日の方が
コスト的にお得だから、晴天が続くなら
そうしたいと思っていたところに、
今週は一週間晴天続きの予報〜♪
2 日間の山歩きをしてみることにしたけど、
最近体力が低迷して 1 日歩いたら
結構疲れてしまうのに 2 日目大丈夫か?
あとはやっこさんがスパルタ鬼教官じゃない
ことを願うしかないなぁ・・・ ( ^_^; )
2024 - 06 - 01 ( 土 ) |
熊本市 九州自動車道 えびの IC 霧島バードライン えびの高原駐車場 |
2024 - 06 - 02 ( 日 ) |
えびの高原駐車場 高千穂河原駐車場 −−−−−− 登山開始 −−−−−− 高千穂河原駐車場 高千穂峰 高千穂河原駐車場 中岳中腹 高千穂河原駐車場 鹿ヶ原 高千穂河原駐車場 −−−−−− 下山完了 −−−−−− 高千穂河原駐車場 えびの市 |
2024 - 06 - 03 ( 月 ) |
えびの市 えびの高原駐車場 −−−−−− 登山開始 −−−−−− えびの高原駐車場 えびの展望台 二湖パノラマ展望台 百紫池 六観音堂 不動池社 六観音堂不動池甑岳分岐 県道不動池甑岳分岐 甑岳 加久藤カルデラ 甑岳 お鉢巡り_半時計周り 甑岳 県道不動池甑岳分岐 甑岳登山口 えびのスカイライン 甑岳登山口 県道不動池甑岳分岐 六観音堂不動池甑岳分岐 六観音堂 百紫池 えびの展望台 えびの高原駐車場 −−−−−− 下山完了 −−−−−− えびの高原駐車場 えびの IC 九州自動車道 熊本市 |
夕方になってえびの市内のホテルに電話。
Web では喫煙室しか空いてなかったけど、
禁煙室を確保してくれるそうだったので、
その場で予約。 これで二日間確定ね〜
夜早めに準備し、IC 近くで晩飯を
済ませて、高速道路は超低燃費運転。
別に急ぐ必要無いしねぇ。
遠くから霧島連山の夜の姿が撮れるかなと
思ってえびの PA に寄ってみたけど、
トラックが沢山いてダメだった。
えびの IC で降りた後は、
霧島バードラインをえびの高原へ。
今夜は高千穂河原へ行く予定だけど、
通り道なのでえびの高原駐車場に
寄り道して星を撮ってみた。
土曜の夜だけど、車少ないねぇ。
右側の樹木の上辺りにさそり座。
韓国岳の方から明かりが
だんだん下がって来ていたけど、
まだ日付けが変わる前なのに
登山者が下山して来ているのかな?
御来光目的で未明に登る登山者が
多いのは、よく聞く話だけど。
写真中央付近に、北斗七星。
日付けが変わる前に、高千穂河原へ出発。
高千穂河原へ移動中に、日付けが変わる。
今夜も道路に鹿がいたよ。
高千穂河原の駐車場に着くと、
あれ、ゲートが閉まっているぞ〜
開いてるって聞いてたけど・・・
ゲート付近へ近付いてみると、
中に車が停まっているじゃないか。
駐車券を取るとバーが上がる
タイプの駐車場だった。 笑
適当な場所に駐車して、
ここでも星の写真を撮ってみる。
鳥居と星空を一緒に撮ると
何か幻想的な感じが・・・
中央下に北斗七星。
中央の樹木の上にさそり座。
駐車場、土曜の夜でも空いてるね。
混んでくるのは早朝からかな?
いつもと同じくあまり眠れないまま
明るくなったので外に出てみる。
ちょっと曇っている感じだけど、
この後晴れてくるのかな・・・
車は少し増えているみたいね。
雲はまだ残っているけど、
上空は青空ベースになってきた〜♪
御来光〜〜
インチキ・ダイヤモンド富士。 笑
駐車場のすぐ横に花が結構
咲いていたので撮ってみる。
花を撮っている最中に
やっこさんが来て声を掛けられる。
車のナンバーで分かったみたいね。
準備を済ませて 07:15 頃に出発。
黒霧島の焼酎〜〜 笑
少し先から樹林帯へ。
ここから高千穂峰へ向かうよ〜
樹林帯の中は
やたら白い花が沢山咲いている。
樹林帯を抜けたので、
この辺からは先が見えそうね〜
YouTubeで観てます〜! と
突然やっこさんが騒ぎ出して、
強引に記念写真を撮っていた。 笑
なかば無理やりな感じがしたのは、
たぶん自分だけじゃないと思う・・・
少し登って行くと、
雲の向こうに桜島が見えた。
向こうに駐車場が見える。
遠くの景色もよく見えるね〜
足元はすっかり赤茶色のザレ場。
やっこさんもしっかり登っている。
雲海もちょっと良い感じ〜
下の方ではあまり見なかった
深山霧島がまとまって咲いている。
ここもお鉢巡りコースなのかな?
火口、デカいねぇ。
反対側に来てみると、
こちらにも深山霧島。
高千穂峰が見えてきた〜
やっこさんが、この岩について
犬がどうのと言っていた気がするけど、
左手で空を指さしているように
しか見えない気がするんだけど・・・
韓国岳の方を眺めると、
緑がいっぱいね〜
この辺は勾配が無いから楽♪
風が無いと暑いけど、
風が吹くと結構寒くなってしまう。
やっぱり火口がデカい。
記念写真を全然撮って
なかったので撮ってみる。
勾配が無い上に、
道が平坦なので歩き易い〜♪
鞍部に向かって少し降り。
南側はわりと青空ね〜 ( ^o^ )
ここの降りの右側斜面には
沢山の深山霧島が咲いていた。
雲の向こうに左側にも
山並みが見えるけど、何処の山?
ここにも鳥居があった。
でも焼酎は見なかったような・・・
あちこち写真を撮っている間に、
やっこさんは結構上の方へ
登って行ったみたいねぇ。
山頂まで 500 m 切ったよ〜
砂利と小岩のミックスで
結構歩き難いねぇ。
多くはないけど、深山霧島が
固まって咲いているところも。
砂利の所は、結構滑るんだよねぇ〜
200 m 切ったぞぉ〜
何か近くなった感じがする・・・
このコース、全部で 3 km 無いのね。
最後の登りかな〜
グレーと緑がくっきり
分かれているんだねぇ。
山頂に着いた〜〜 \( ^o^ )/
やっこさんがお待ちだった。
登って来たのと反対側へ行って
ちょっと記念写真。
こっち側も眺め良いね〜
高千穂峰 山頂 1574 m
ここは当然記念写真。
ここにもやっぱり鳥居〜
天を刺す剣?
しばらく休んでミニ食事。
この後はしばらく
山頂周辺で写真撮影タイム。
もう少し雲が少なくて
青空が見えていると良かった。
山頂は結構賑わっていたけど、
まあ土日だからそうだろうと思う。
そろそろ降ろうかね〜
降り始めてしばらくすると、
ストックを突きながらかなりゆっくり
降りているおばちゃん二人組に遭遇。
降り方の話をしていたら、
いつの間にかあちこちの山の話に
なって盛り上がってしまった。 笑
記録ページをお伝えしたら、
PC 画面で見るそうだったので
写真が大きく見えて良いと思う。
やっぱり火口はデカいと思う。
平坦で歩き易い〜 ( ^o^ )
何か印象的な光景・・・
やっこさん、元気に歩いて行くねぇ。
この辺は風の強弱が激しい感じで、
長袖を脱ぐか脱がないかで結構迷う。
写真を撮っている間に、
やっこさんはどんどん先へ〜〜
あまり記念写真撮ってなかったなと
思ったので、ちょっと撮ってみる。
追い付いたので、一緒に記念写真を
撮っていたら、降りでよく一緒に
なっていたお兄さんが随分先の方で
一緒に写っていたそうで・・・
よく見たら、確かにずっと先の方で
同じように万歳をしていた〜 笑
小さ過ぎてとても見えないので、
追い着いてから一緒に記念写真♪
この辺から歩き難いザレ場が始まる。
滑り易いので慎重に降らないと、
滑ってしまいそうだ。
と思っていたけど、
自分も一度滑ってしまった〜
お兄さんはサクサク降っているね〜
ザレ場を降りた辺りには、
これから登るらしい集団が
引率者から注意事項を説明されていた。
ザレ場を降り切ると
周囲が緑に変わってきて、
両側には白い花〜
追い着くと、二人は別のご夫婦らしき
方とお話中で、どうやら先へ行くか
迷っているところだったみたいね。
今度は朝とは別の自然研究路で
駐車場へ戻ることに。
途中、展望台があったので寄り道。
靄っているせいか、
あまり遠景は見えなかった。
緑が綺麗だったので、
ここでも記念写真。
お兄さんとやっこさんは
立ち位置が逆なら良かったね。
しばらく樹林帯の中を歩いて行くと、
駐車場が見えてきた〜
最後に鳥居の前でも記念写真。
東京からいらしているお兄さんは
この後、開聞岳の方へ行かれるとのこと。
遠方からいらしているなら頻繁には
来れないだろうから、晴れると良いね〜
少し休んだ後、私達は中岳の
途中まで行ってみることに。
こちらも白い花がいっぱいだ〜
ここは中岳の方へ真っ直ぐね。
開けてくると道が分かれたので、
真っ直ぐ行ってみることに。
さっきあそこを降りて来た。
やっこさんは元気ね〜
まあ歩き易い道だし。 笑
深山霧島は結構時期を過ぎたようで、
咲いている数も少なめね。
白い花はやたら沢山
咲いているんだけどね。
適当なテーブルがあったので
ここでランチにすることに。
何とお弁当を用意して
頂いて、何か凄い・・・
いつものコンビニのおにぎりや
サンドイッチとは違う〜〜 ( ^O^ )
人が殆どいなかったので、
テーブルを広く使えて良かった♪
ここから先は進入禁止なので
ここで回って降りるよ〜
午後なのもあるけど、
もう青空は期待出来ないかな・・・
やっぱり両側は白い花〜
あれ、やっこさんどっちへ
行ったのかな? と
思いながら分岐まで来たら、
すぐ先に姿が見えて良かった。
何ヵ所かテーブルが
用意されているね。
もう少し青空だったら
良かったなぁと・・・
この辺の深山霧島は
半月程前なら良かったかもね。
左から戻って来た。
やっこさんが気持ち悪いと
言ってたけど、大きな葉と
小さな葉の差が大きいねぇ。
秋に赤く色付いたら綺麗そう〜
真っ直ぐ高千穂河原へ。
駐車場で車に荷物を置いて、
今度はほぼ空身で鹿ヶ原へ。
この辺も緑が綺麗ね〜♪
ザックが無くなったので
楽チン過ぎると、二人共
そればかり言いながら歩く。
そりゃ〜 そうだ。 笑
この辺では単独のお姉さんも
一緒にしばらく歩いたけど、
相方が今高千穂峰から下山中みたい。
そろそろ鹿ヶ原らしいけど、
沢山咲いているのかな・・・
広々とした場所ね〜
でも深山霧島の時期は
だいぶ過ぎているらしいよ。
やっこさんが遠くに
白の深山霧島を見つけたと
言うので、そこまで来てみた。
周囲を見渡してみたけど、
どうやら白の深山霧島は
この場所だけみたい。
広々とした場所だから、
満開の時期に来たら良さそうね〜
少し青空も戻って
陽も当たったから良かった。
戻りも空身だから快適だった〜 ( ^O^ )
駐車場でやっこさんと別れた後は、
えびの市の街中へ移動してホテルに宿泊。
GoogleMap とストリート景観を
頭に入れていたから、一発で来れた。
今日は普段より荷物が重かったせいか、
結構肩が痛かったりして疲れ気味な感じ。
流石に今夜は眠ると思う・・・
目が覚めると 7 時ちょっと前で、
やっぱりよく眠ったみたいねぇ。
マッタリと 8 時頃に朝食を済ませて、
昨日来た道をえびの高原駐車場へ向かう。
平日とはいえ深山霧島の時期だし、
もう 9 時近いから
車の台数もそれなりに多い。
準備を済ませて、9 時少し前に出発。
当初は何となく
エコミュージアムセンターの裏から
近いルートで行くかなぁ・・・ とか
考えていた。
でも昨日やっこさんが、安全を優先して
池周りの方を推奨していたし、
普段なら土日は開放されている
えびのスカイラインも、昨日と一昨日の
土日は硫黄の為に閉鎖されていたから、
これは池周りが無難そうと思って
そちらから向かうことに。
えびの展望台。
前回は快晴だったけど、
今日はちょっと雲が多そうねぇ・・・
この辺はまだ登山道というより
遊歩道って感じね。
深山霧島はすっかり案内板だけで、
一輪だけピンクが残っていた。
まあ他にまとまって
咲いている所もあるけど。
すぐ近くだから、
二湖パノラマ展望台も行ってみよう。
少し固まって咲いている所も
あったけど、ちょっと遠いし
入って行ける場所でもない。
見えてきた。
韓国岳や硫黄山の噴煙が見える。
この後向かう甑岳と六観音御池。
白鳥山と百紫池。
東屋。
二湖パノラマ展望台。
来た道を戻る。
分岐から百紫池へ。
普通に遊歩道〜
建物が綺麗になっている〜〜
この前来た時は改装中?
( 新築中? )だった気がする。
すぐ近くにテーブル等もあるけど、
ちょっと朽ちている感じも・・・
開いていたので中を覗いて
みたら、かなり綺麗ね〜〜
入り口のドアに貼ってある紙には
休憩所と書いてあった。
休憩所のすぐ前には
百紫池の標識と案内板。
百紫池。
さっきよりは
樹林感が増してきたよ。
花はやっぱりピンクと白。
白鳥山との分岐。
六観音御池へは直進ね。
六観音御池へは、緩い降り坂。
六観音堂のすぐ手前にある巨木杉。
六観音堂に到着〜
六観音御池の正面に韓国岳。
六観音御池。
ここから先は今回初めて行く。
さっきと同じような感じのコースね。
案内標識もちゃんとした
ものが建てられている。
樹林の隙間から甑岳が見えるよ。
甑岳はすぐ近くって感じだけど、
この辺はしばらく逆方向へ歩く。
不動池まではずっと
こんな感じの道なのかな・・・
ちょっと開けてきたけど
もうすぐかなぁ〜
甑岳との分岐に来たよ。
すぐだから不動池へ行ってみよう。
この辺も深山霧島
まだ咲いているね〜
えびのスカイラインに出た。
不動池、綺麗ね〜 ( ^O^ )
車は通れるのかな??
写真右側の硫黄山への登山道は
警戒規制により通行禁止。
登山情報でもここで
U ターンしてとなっていたね。
なので、来た道を戻ろう。
すぐ上に不動池社。
何か青空だぁ〜〜 \ ( ^o^ ) /
分岐に戻って来たので、今度は右へ。
この辺の木陰で少し休んで
おにぎりだけ食べる。
勾配は殆ど無いけど、
少し山道っぽくなってきたね。
甑岳まで、約 50 分。
ずっと樹林帯の中を
歩くんだろうなぁ〜
この辺は岩が苔生している。
T 字路の分岐に出たので、
ここは左折して甑岳へ。
帰りにここの分岐を見落とした
せいでえらい目に遭うなんて
この時は想像もせず・・・ ( ~_~; )
甑岳まで 1 km 〜 標識小さいねぇ。
岩がゴロゴロして
いる区間も結構あるよ。
テープもよくあるし道も分かるから、
迷う心配は殆ど無さそう。
またまた分岐。 甑岳へは直進ね〜
人と全然会わないねぇ。
韓国岳の方へ行く人が
多いだろうからね。
甑岳まで約 25 分。
着くのは 12 時を少し回りそうね〜
そろそろ登りになってきたかな・・・
あと 0.3 km だぁ〜 近いぞぉ♪
道が狭くなってきたし、
勾配がだんだん出てきた感じ。
写真を撮っていたら、
ちょうど蜂が来ていた。
あまり見掛けないタイプの梯子ね。
この辺ちょっと花が咲いている。
あと 300 m だったわりには
何か長くないか・・・
あと 50 m なのに、
案内標識があるのか〜
しかも地面スレスレ。 笑
その 50 m が、結構穏やかじゃない。
予想通り 12 時を 10 分程過ぎて
甑岳山頂に到着〜 \( ^o^ )/
山頂は広いんだねぇ〜
日陰は無いけど。 ( ^_^; )
登って来たらすぐに休憩中の
団体さんに声を掛けられて、
何処に車置いたかやどのコースで
来たか等、しばらく雑談。
ちょうど出発前だったようで、
話した後に皆さんすぐ降りて行かれた。
甑岳 山頂 1301 m
山沿いは雲が多めだけど、
上空は青空が広がっている。
お鉢巡りもするつもりだけど、
先ずは火口に降りてみよう。
降りて来ると、思ったより
花が沢山咲いているぞ〜
こんなに沢山咲いているとは
思ってなかったから少しビックリ。
中心部へも行ってみよう。
中央には池塘があった。
誰もいないだろうと思っていたら、
女性が二人ランチ中で少し雑談。
飴を頂いた〜 ( ^o^ )
池塘のすぐ横にも
深山霧島が咲いていたけど、
向こうに見える周辺部に
沢山咲いているのが驚きだった。
でもあの辺って
近くに行けるのかな・・・
そろそろ戻るか〜
ここの火口、加久藤カルデラ
という名前みたいね。
山頂へ登り返し。
山頂へ戻ると、ご夫婦がランチ中。
同じ熊本で隣の北区の方だった。
お鉢巡りは反時計周りで
行ってみよう。
開けていると眺めは良いね〜
深山霧島、
沢山咲いているのかな・・・
岩がデカいぞ−
火口を見たら、先程の女性二人が
山頂へ戻っているのが見えた。
見える街並みは、
方向的に高原町かな??
この後、歩くコースに沿って
パラパラ深山霧島が咲いていたので、
ちょくちょく撮影が多くなった。
火口から見えていた群落は
もっと下の方で
そっちへは行けない感じね。
ちょうどこの辺りで、火口で一緒
だった女性二人のうちの一人
( 娘さん? )に追い着かれた。
写真撮りに結構時間を使って
いたので、だいぶペースが
遅くなっているみたい。( ^_^; )
この頃になると、太陽がだんだん
雲に隠れることが多くなってきた。
群落している場所へは
行けないみたいだけど、
コース沿いにも結構
沢山咲いているんだね〜
この辺りになると、
だんだん 14 時が近くなってきたし
周囲に人の姿も見ないことから、
急いだ方が良いかなぁという不安が
若干だけど頭に浮かび始めた。
しばらく歩いて行くと、
何だか花が密集している
ような光景が見えてきた。
もしかしてここは火口から見えていた
群落している場所じゃないのかな・・・
この後はあまり花を見なくなったので
少し早足で歩いて行く。
しばらく行くと、
展望の広がる場所に出た。
見えている池は、
六観音御池じゃないかな?
しばらく樹林の中を歩いた後、
開けた感じが見えたから
山頂に戻ったかなと思ったら、
まだだった〜 ( ^_^; )
左側に火口の池塘が見える。
狭い道をしばらく進む。
今度こそ山頂かぁ・・・?
山頂に戻ったぁ〜〜 ( ^o^ )
でも誰もおらん・・・
もう 14:15 だし、そうだろうね。
さあ急いで降るぞ〜〜
まあ帰りはあまり写真を
撮ることも少なそうだし、
降りだから少し早いかな。
しかし、しばらくは急勾配よねぇ。
勾配が無くなって道が平坦になると
まあ歩き易い〜〜 \( ^o^ )/
ここの少し手前で、山頂で一緒だった
北区のご夫婦に追い着いたので、
休憩がてら少し雑談。
人を見掛けて少し安心感。 笑
とても歩き易い道になった為、
自然に少し早足になるよ。
この辺りはゴロゴロしていて
ちょっと歩き難い感じね〜
若干登り気味なのもあるし。
早く戻りたかったのもあって
早足気味で歩いていたこともあり、
ここの T 字路を見落としたことが
この後大変な目に遭う最大の原因に。
写真でも分かると思うけど、
こちらから来ると、
右折の標識板が見えないんだよねぇ。
来る時は T 字路にぶつかる形だから
必ず左右どっち? となるので、
一旦立ち止まって周囲を見るから
道標も見るし気付くんだけど、
帰りは右折の道標は見えないし、
右折の道も隠れて見えん・・・
道を探しながら歩いているなら
ここで立ち止まるだろうから
気付くと思うけど、
見るからに真っ直ぐの道って感じだし
急いで歩いていたし、今日初めてだから
ここで曲がって来たのなんて覚えてないし。
ということで、気にも留めずに
さっさと直進してしまった。
すぐ先で上の方に車道の
ガードレールが見えたので、
微かな違和感が・・・
ガードレールの所なんて
通ったっけかな・・・
車道に出てみると、
甑岳登山口の案内板があるから
登山コースとしては間違ってなさそう。
がしかし・・・
あれ、どっから来たんだ??
しばらく道路をあっちこっちに
ウロウロしてみるけど道が見当たらん。
しょうがないので、道っぽい所を
少し進んでみると、左手に建物がある。
でもこんな建物は
来る時は無かったよねぇ。
右手の方へ上がってみると、
向こうにピンクテープが見えたので
登山道が見つかった〜 と糠喜び。
テープの方へ行ってみたら
何とまた道路に出たじゃないか〜
車道はこの先通行止めになっていて、
こんな所は来る時に通っていないのに
何故か不思議と通って来た記憶がある
ように思えたのが、後から思うと不思議。
左側の樹林の中にも入ってみたけど、
道もテープも見当たらない・・・
完全に迷子じゃないか・・・ 何で??
来る時は迷うような所は無かったのに。
仕方がないので、道路を歩いてさっきの
登山口の道標がある所まで一旦戻る。
マズいなぁ〜 15 時じゃないか・・・
登山道を分かる所まで戻るか、
道路を歩けば不動池へ行ける筈だから
道路を歩いてみるかしばらく考えた結果、
道路を歩いてみることに。
山道より道路を歩いた方が
幾分楽で早めに着くだろうと、
少し気楽になってどんどん歩いて行く。
どれくらいで着くのかな・・・
途中で前を鹿が横切って行った。
今日は車じゃないんだから
体当たりは止めてくれよ。
このカーブを曲がったら
不動池っぽいなぁなんて
思いながら歩いて行くけど
全然見えて来ない・・・
それにしても長くないかな〜と
思いながら歩いていると、
左前方に見たことの無い山が見える。
左前方には硫黄山が見えてくる筈なのに
何だあの山・・・ 何かおかしくないか?
まさか道間違って歩いて来てないよね???
ここで初めて明らかな異変を感じて
異様な不安が頭を過ったので、
地図を出して眺めてみると・・・
げげげっ−−!!!
この道逆じゃないのかぁ〜〜 (◎_◎;)
甑岳の登山道を降りて車道に出たら、
不動池へ行くには車道を
右へ向かうことになっているのに、
左に来てしまってるじゃないか〜!!
疲れているし 15 時も結構過ぎているのに
緩いとはいえこの登り坂を戻るのか・・・
結構歩いて来ちゃったのに。
流石にちょっと焦りが出てしまい、
呼吸が上がりながらも
急ぎ足で車道を登り返して行く。
こういう時って不安が不安を
呼ぶんだよねぇ、何故か・・・
そういえばヘッドランプって
ザックに入れてたかな・・・
今日は時間が遅くなることはないと
思って、もしかして車に残す荷物の
方に入れてしまったような気も・・・
不安になったので、ザックの荷物を
出してみたら、ヘッドランプが無いぞ−!
分かる場所へ戻れない迷子じゃないし、
6 月だからまだ陽は長いから
よく考えれば暗くなってしまうことは
考え難いんだけど、焦っている時って
やたら不安に駆られるよねぇ。
遭難して救助になるのか・・・ なんて、
普段考えもしないことを考えてしまう。
兎に角、急いで戻るしかないから
ひたすら早足気味で車道を歩いて行く。
ようやく登山口へ戻って来たので、
改めてここで考えてみる。
今度こそ反対側へ車道を進めば
間違い無く不動池へ行く筈・・・
がしかし、ここでもまた不安が。
でも今度想定外の状況になったら
今度こそヤバいんじゃないのか〜
ということで
ここは登山道を戻ることに。
確か近かったからすぐの筈・・・
その通り、道標まで戻るのに
2 分も掛からなかった。
素直に戻っていれば良かった。
結果論だけど・・・ (;´Д`)
ここの道標見て改めて思うけど、
こっちから来れば明らかに
分かるものの、向こうから来たら
不動池表記の標識は見えんよねぇ。
この道標、写真右側に建ててあれば
どこから来ても目に入るのに。
正しいルートに復帰出来て一安心だけど、
結構時間と体力をロスしたな〜
45 〜 50 分程、無駄足を踏んでしまった。
目の前に六観音御池のルートが
現れたので、もう道が広くなるし
多少暗くなっても安心ね〜
三脚使っているのに、
何故かブレている・・・ 何で?
六観音堂まで戻って来た。
何だか本当にホッとした感じ〜
改めてちょっと一休み。
ここで落ち着いて少し何か
食べようとした時に、
またまたプチ衝撃的なことが。
ザックから食料を取り出していたら、
ヘッドランプがあったぁぁ〜〜!!
何で車道の時に見つからなかったのか。
それは、普段は使うことの無い
ポケットに入れてしまっていたから。
今日は使うことは無いだろうと
思って、ホテルで使うことの無い
ポケットに入れていたんだけど、
その事をすっかり忘れていた。
普段と違うことをすると、
いざという時に思い出せなかったり
上手く作業出来なかったりするから、
出来るだけ習慣化した形で
運用した方が良さそうねぇ。
前回ここを戻った時は、だいぶ早く
白鳥山との分岐へ戻った気がしたけど、
今日は流石に疲れたり緊張したり
していたせいか、長く感じる・・・
ふと左前方に何かいると思ったら、
合ってるかは分からんけど、
アライグマみたいなのがいた。
白鳥山との分岐へ戻って来た。
北区のご夫婦を追い越した時に
私達はゆっくりなので〜 と
言われていたけど、まさか私が
まだこんな所を歩いているとは
夢にも思われないだろうねぇ。(^_^;)
もう駐車場に戻られていても
おかしくないよなぁ。
歩く方向が西側を向いて来たので
陽光が当たるようになって
明るくなると、気分が向上する。
お鉢巡りをしていた時も感じたけど、
曇ってくると気分が沈みがちになって
不安が増してくるんだけど、
明るくなると逆になるんだよねぇ。
百紫池を撮った後、休憩所には
寄らずに当然さっさと先へ歩く。
二湖パノラマ展望台の分岐へ来たら、
駐車場の方から半袖半ズボンといった
恰好のおじさんが杖を突いて来られた。
立ち止まって挨拶はしたけど、
軽装で荷物無しの人が
この時間に来る所なのかと思うと、
何だか少し前に自分が襲われていた
不安とのギャップが大きなぁと思う。
動物達を紹介している案内板が
あったのでちょっと眺めてみたら、
さっきいた動物に近いものとしては
アナグマというのが紹介されているけど、
何か少し違ったような・・・
向こうからやって来た外国人と
すれ違ったけど、この時間でも
もうこの辺なら観光客でも
来るぐらいの近場なのねぇ。
目の前だから、
えびの展望台に寄ってみよう。
ふと下の駐車場が見えた時に、
改めて安心感がドッと出てきた。
それだけ迷子になっていた時は
焦りが大きかったんだろうねぇ。
すぐに駐車場に着いたけど、
兎に角足の裏が痛い〜〜!!
時間はもうすぐ 17 時という頃。
流石に車も少なくなっているねぇ。
足湯を利用してみようと思って
行ってみたら、お湯が空じゃないか〜
しょうがないのでさっさと帰途に
着いたけど、流石 6 月 全然明るい〜
疲れているのもあるし急ぐ必要も
無いので、高速道路は燃費優先走行。
IC を降りてすぐ近くで晩飯済ませて
帰宅したけど、まあ疲れたねぇ。
撮った写真を PC に取り込んだら
500 枚越えしていてビックリ〜
昔北アルプスを 5 日間歩いた時に
晴天続きだったこともあって
よく撮ったなぁと思った時でも
500 枚ぐらいだったけど、
それは撮れば撮る程
金が掛かるフィルム時代の話。
いくら撮っても金が掛からん
デジタルは凄いよねぇ。 笑
昨年山歩きを再開してからは
泊まりで二日連続で歩くの
初めてやったけど、
良くも悪くも充実したなぁと思う。
写真撮るから一人で歩くことが多いけど、
色んな人と一緒になるのも楽しいね〜♪