2024/03

阿蘇

一ノ峯・二ノ峯

毎年、阿蘇及びその周辺地域では
草原を守る為に草原を火で焼いて
しまう野焼きが行われていて、
それが終わると山肌一面が真っ黒になり、
その時期しか観れられない光景が広がる。

最近よく行っている一ノ峯二ノ峯も
先日無事に野焼きが実施されたので、
真っ黒になった山肌を見てみたいと
思っていたので行ってみた。

2024 - 03 - 07
( 木 )
熊本市
一ノ峯登山口

−−−−−− 登山開始 −−−−−−

一ノ峯登山口
一ノ峯
二ノ峯
一ノ峯
一ノ峯登山口

−−−−−− 下山完了 −−−−−−

一ノ峯登山口
熊本市


2024 - 03 - 07 ( 木 )      快晴

何だか眠れないまま朝になった気が・・・

目覚ましよりだいぶ早く起きたので、
いつもより早い時間に出かけることに。

天気予報だと午前中は晴天だけど、
午後から曇りだったのでちょうど良かった。


車で向かって来る途中も
山肌が黒くなっているのは見えていた。

折角なので、麓の村落に
来た辺りで写真を撮ってみるけど、
この時間帯だと逆光になることもあり、
山肌の様子はよく分からんねぇ・・・


駐車場の少し下辺りで車を降りて
草原の方を眺めてみる。

この辺まで野焼きの火が来たのね。


高温の野焼きの火が来たわりには
燃えずに残っているススキが
あちこちあるような・・・


代表的な駐車場へ来ると車が一台あり
ドアが開いていたので、
準備中の人がいるのかなと思いながら
近くに自分も車を停める。

ところが、準備に多少時間が掛かったのに、
隣の車に人の気配が無い・・・ 何で?

何か変では・・・ と思って覗きに行くと、
車のドアは全開なのに、やはり人がいない。

えええ〜〜!?
ロック忘れは見えないから分かるけど、
ドアの閉め忘れはあまり聞かないよ。


登山口からコースを眺めてみると
先程歩いて行った人の姿がまだ見えたので、
大きな声を出して呼んでみたら
声が届いたらしく返事があった。

ドアが開きっ放しの旨を伝えると
コースを降りていらした。
やっぱりドアの閉め忘れだった〜

遠くまで歩いて行ってしまう前に
入れ替わりで私が来て良かったね〜

あと、私が泥棒じゃなくて良かったね。笑


しばらく登ってから後ろを振り返る。
写真中央付近が駐車場。

先程の人は、まだ半分程度
までしか来てなかったから
姿も見えたし声も届いたけど、
この辺まで来ていたら
もしかするとダメだったかも・・・


少し登ると、一ノ峯の山頂が顔を出す。
それにしても、見通しが良くなった。


正面の樹林帯の所まで行けば、
下から来るコースと合流する。

これだけ草木が無くなると、
どこでも歩けそうね〜 ( ^O^ )


樹林帯の前に出て、広い道に合流。


もっと下の登山口から
登って来るコースを眺めに
西側の方へ来てみる。

下から登って来るコースのエリアも
綺麗に野焼きされているね〜

ちょうど逆光だったので
自分の影が写ってしまうと思って、
セルフタイマーにして、その間に横へ
ズレたのに、三脚の影が写っている〜!

当たり前じゃん、気付けよ って感じ。
間抜けねぇ〜〜 ( ;^ω^ )


さて、一ノ峯の方へ行こう〜♪


南側の山並みも
野焼きで黒くなっているね。


広い道から狭い道へ入る頃には
正面に一ノ峯が綺麗に見えるけど、
やっぱり感じが違うよねぇ。


午前中が晴れで午後から曇りだから
晴れとはいっても、結構雲が出る
タイプの晴れかと思っていたけど、
どこから見ても快晴にしか見えん・・・

普段山歩きで写真を撮る時は、
山や空を含めた全体的な
光景を撮ることが多いから
空も青くあって欲しいと思うけど、
今日は黒くなった山肌が主役なので
空は多少白くても良いのに、
こういう時に快晴の青空なんて
少し勿体無いと思ってしまうのは
心が狭いのかしら・・・ ( ^_^; )


先程の車の人の姿は見えないねぇ。

あの後、準備にちょっと
時間が掛かっていたから、
結構先へ行かれたのかな。


普段緑の草原の時には
コースから外れることは殆どないけど、
今日はあまりにも歩き易いので
コースから外れたエリアにも
少し入ってみる。

歩くのは全然問題無いけど、
枝の煤が結構ズボンに付くね〜

その可能性があると思って、
買い換えておいたロングスパッツが
今日デビューさせて使っているけど、
スパッツよりもっと上にも
結構煤が付いている・・・ ( ^_^; )


北側も野焼きされていたので
撮ってみたら、さっきと同じく
三脚が写り込んでしまった〜


一ノ峯の山頂直下の岩が
ゴロゴロしている付近まで来た。

野焼きはされているけど、
左の方は結構残っているね〜
火があまり届かなかったのかな?


稜線らしい雰囲気の所へ出る。
向こうに山頂が見えた〜


一ノ峯 山頂  858 m

山頂に到着〜〜 \( ^o^ )/
今日は誰もいないねぇ・・・

ま、自由に写真を撮れるから
それはそれで良いけど。

いつもより時間が早めなので
その分少し逆光に近いよ。


こちらは西側。
上まで火が来たようね。


こちらは北側。

一ノ峯の北斜面は焼けているけど、
谷を挟んだ向こう側は焼けていない。

でもその向こうの萌の里近くの
放牧エリアは焼けているね。


こちらは東側で、
画面左側の最初の山が二ノ峯、
遠方の山並みが阿蘇の外輪山。

途中焼けてないエリアもあるけど、
広範囲に焼けている感じ〜


西側の熊本市内はまあ見えるけど、
金峰山になるとやや霞気味。

更に向こうの雲仙普賢岳は
ほんの僅かしか見えなかった。


一ノ峯の山頂では
サンドイッチだけ食べてから、
次の二ノ峯へ向かう為に
東側へ降りて行く。


二ノ峯の北側もすっかり焦げ茶色ね〜


二ノ峯の方を眺めても、
どこにも人の姿は見えない。

ということは、
ドアが開いていた車の人は、
冠ヶ岳方面に行かれたのかな?


二ノ峯は山頂の手前が
少しゴチャゴチャしていて
歩き難い感じがある。


すぐ手前まで来ると、
大きな岩がゴロゴロ・・・


二ノ峯の山頂に到着したけど、
やはり誰もおらんねぇ。

もう少し時間が経てば
やって来る人いるかな・・・


二ノ峯 山頂  870 m

同じ山頂の場所を撮った写真でも
一つ前に写真と比べると、
二つの山頂標識の離れ具合が大きく
違って、印象が変わるから面白い。

被写体は全く動いてないけど、
撮影位置と焦点距離( 画角 )を
変えるだけで、だいぶ絵が変わる。

この辺を自分で自由に変えられるように
なってくると、写真も面白くなるね〜♪


一ノ峯の北側斜面で、東寄りの方。

陽の当たり方や写真の露出具合の
違いもあるだろうけど、
イメージしていた炭のような
真っ黒な感じとはだいぶ違う印象。


こちらは二ノ峯よりも東側。

少し先へ行くと樹林帯になるので、
もう火は入っていないね〜


俵山の方は全く野焼き関係無くて
手前と比べると、全然違うねぇ。


二ノ峯山頂の東側の方は狭いし
あまり来ることは無いんだけど、
焼けるとどうなのかなと思って
来てみたら、降りられそう・・・

なので、少し降りてみた。


山頂へ戻ろうと思っていたけど
斜面を降りて行けそうだったので、
東側の斜面を降りてみることに。


これだけ更地に近い感じになっていると、
特に大変ということもあまり無く、
わりと普通に降りて行けるね〜

本来のコースに途中から合流した。


斜面を降り切って、
少し先の広い場所まで来てみる。

綺麗に焼けてる感じだけど、
すぐ先の所だけズラ〜っと
焼けずに綺麗に残っているのは
何で・・・???


折角焼けて歩き易くなっているから
普段入らないエリアに少し入ってみる。


俵山から南西側へ降りて来ると、
この鉄塔の並びの所へ出て来る。

10 年以上前に歩いた時に、
あの鉄塔からしばらく迷子になって
苦労したから、いつか再び歩いて
ここでの正しい道はこっちだったと
いうのを確認しようと思いつつ、
まだ行ってない・・・

一ノ峯二ノ峯からすぐ目の前に
見えるから、毎度思ってしまう。


この登山道を境に南側は焼けてない。

向こう側はずっと南側の山並みも
焼けているのに、何でここの
すぐ南側は焼かないのかな?


手前は焼けてないのに
向こうの二ノ峯は焼けていて、
何か対比が違い過ぎ・・・


前に来た時に、ここは西原村なのに
火に注意という注意喚起標識の設置が
何で熊本市なんだ? と思ったけど、
後日別の人の記録で、所有者と造林者が
違う って話が出ていた。

確かにそうなっているねぇ〜


二ノ峯を巻いて、駐車場へ戻るよ〜

それにしても、焼けている所と
いない所が、明確に分かれとるなぁ〜


写真左奥が冠ヶ岳方面。

向こう側はずっと焼けているのに、
手前のエリアはずっと焼けてない。


この辺は前に来た時、
結構ススキの背が高かったけど、
見事に歩き易くなっている。 笑


二ノ峯を見上げると、この辺にも
火が入って焼けている筈なのに、
全く焼けてない部分もあるのは
何でだろうねぇ・・・


登山道の左側みたいに、
焼けて山肌全体が真っ黒になると
思っていたけど、だいぶ違う印象。


一ノ峯には誰かいるかな?
人の気配は無さそうだけど・・・


遠くに見える鞍岳も、
最近白くなった姿はあまり見ないねぇ。

3 月にも入ったし、
そろそろ雪や凍結の心配も
無くなってくるかなぁ〜


この辺まで来ると、最近はいつも
帰りに一ノ峯に再び登るか迷うけど、
結局いつもまた登ってしまう。


今回も二度目の登頂、一ノ峯。
普段は来ない東端に来てみた。


お昼近くになってくると、
ボチボチ雲が姿を見せ始めてきたよ。


熊本市内や金峰山が霞んで
見え難いのは相変わらずね〜


山頂北側は一番上まで
火が回って来た感じだけど、


山頂の場所はあまり
焼けてる感じが無いよねぇ。

燃える草が殆ど無いから、
この辺はあまり高温に
ならないってことなのかな??


二ノ峯から戻って一ノ峯へ来た時は
いつもそのまま西側へ降りていたけど、
今日は焼けたトラバース道も歩いて
みようと、今来た道を再び降りる。

途中で垂直に南へ降りて、
トラバース道と合流。

この辺はよく焼けてる感じね〜


この先もよく焼けてる感じだけど、
何でここだけ残ってるの・・・?


たまに後ろを振り返ってみる。


斜面のすぐ下には舗装道路があって
午前中に白い軽トラが走っていたけど、
その軽トラが戻って行くのが見えた。

本当に今日は人に会わないみたい。


もう少し進むと、一ノ峯を完全に
巻いて西側が見えてくるね〜


金峰山は何とか見えるけど、
雲仙普賢岳はほぼ見えんねぇ。
お昼になったから尚更よね〜


お昼頃とはいえ、普段なら多少
登って来る人がいたりするけど、
今日は本気でいないらしい。笑


Y 分岐まで降りて来たので、
一ノ峯の方を振り返ってみる。

一時、雲が増えて来たなぁと
思った時間帯があったけど、
そうでもなくなってきたねぇ。


区間が短いと、だいたいいつも
撮る場所が限られてくる。 ( ^_^; )


ここでもコースから少し離れて
普段は歩かないエリアへ行ってみる。

見た目はロングスパッツを着けていれば
煤は付かない感じに思えるけど、
膝上付近にも結構煤が付いていた〜


広い道まで降りて、
左折する分岐まで来たよ。


車が見える付近まで降りて来たけど、
本当に人が来なかったねぇ〜

周囲が静かな中で、
鳥の囀りが聞こえていて
何か春〜〜 って感じ。


下山完了−  お疲れ様〜〜♪
思ったより、やっぱり雲少なめね〜


周囲は焼けてるのに、
この標識はあまり焼けてない感じ。

この標識は木製じゃないのか・・・?


車も朝の状態と同じ。
やはり他には誰も来なかったみたい。

野焼き後の草原は見てみようと
前から思っていたので、
見ることが出来て良かった〜 ( ^ω^ )

草千里付近が天候不良で延期だったけど、
今週末は天気が良さそうなので
実施されそうね〜