2023/10

阿蘇

根子岳

天気予報では、
水曜と木曜は快晴っぽい感じの予報。

流石に月曜日に阿蘇を歩き回ったので、
水曜はちょっと厳しい感じだった為、
木曜に出かける予定に。

阿蘇五岳の中で、
未だに根子岳のみまだ行ったことがない。
行った人の記録をあれこれ見ていると、
滑り易い道で勾配もわりと急なので、
雨の後は大変らしい。
最近は晴天日が多かったから良いかも〜

最近足が痛いことが多いけど、
中二日で大丈夫かな・・・?

2023 - 10 - 26
( 木 )
熊本市
箱石釣井尾根登山口

−−−−−− 登山開始 −−−−−−

箱石釣井尾根登山口
箱石釣井尾根
箱石尾根分岐
根子岳東峰
箱石尾根分岐
箱石釣井尾根
箱石釣井尾根登山口

−−−−−− 下山完了 −−−−−−

箱石釣井尾根登山口
阿蘇坊中温泉 夢の湯
熊本市


2023 - 10 - 26 ( 木 )    晴れ

前夜まで、朝から東の空を見て、
雲が無ければ根子岳、雲があれば俵山って
感じかなぁと思いつつ、そのまま朝に。

外へ出て東の空を見ると、
おお〜〜〜雲が無い〜♪ \( ^o^ )/
今日はいよいよ根子岳だなぁ〜


いつものようにマックスバリューで
買い物してから、阿蘇方面へ。

7 時を過ぎていて国体道路は
通勤の車が多くなっているけど、
正面に見える阿蘇の山並みは、
雲が無くとても美しい〜♪
今日も快晴かぁ〜〜 ( ^O^ )


途中、大津と立野の間付近で阿蘇の山並みを
撮ろうとして、車から外へ出てビックリ、
何だぁこの強い風は〜!
こんなに風が強くて、山の方は大丈夫なのか・・・

立野付近では阿蘇の山並みが綺麗に見えて
いたけど、内牧付近から急に靄が掛かり始め、
外輪山も先の方も全然見えなくなってしまい、
何だか不安が・・・

あの快晴の天気から一転、山は曇りなのか?


心配しながら走っていると、乙姫付近から
晴れてきて、外の気温は 6 ℃ の表示。

57 号線の南側を走り、265 号線との合流の手前で
根子岳や高岳が綺麗に見えたので、撮ってみる。


今日も良い天気が期待出来そう〜〜♪
ガスに巻かれた時はどうなるかと思った。 ( ^_^; )


箱石釣井尾根登山口すぐの空地は、
既に車が一杯だったので少し上の空地へ来ると、
車は一台も停まってなかった。


登山口に一番近い方に停めたら、
運転席から降りる時に草が面倒〜〜!

後から反対側へ停め直してから朝飯。
一先ず停めることが出来て良かった。

08:21 に到着して、朝飯と準備で約 30 分。
最近足の甲が痛いので、
今日は靴紐の先の方を少し緩めて歩いてみよう。


登山口からすぐの空地はちょっと遠くに
見えるけど、徒歩 1 分ぐらいじゃないかな〜

焦点距離短めで撮影しているから、
写真では遠くに見える。


5 台停まっていたけど、
詰めれば 6 台いけそうだった。

でも来る人はバラバラに置くだろうから、
事実上 5 台分だろうねぇ。


車道を歩いていると、
登山口の手前から根子岳方面が見える。
樹林帯の脇に沿って歩いて行くみたい。


登山口からも阿蘇の山並みが綺麗に見える。


記帳所があることを知っていれば、
初めて来た人でもここは気付くと思う。


少し先で箱石尾根と釣井尾根に分かれるから
箱石釣井尾根と書いてあるんだろうねぇ。


08:55 、右下へ舗装道を降りて行く。


しばらくは舗装道を歩けば良いけど、
この先の分岐の所で間違えなければ
良いけど、分かるかな?


分岐らしい所に来たけど、ここかな??
事前情報では鋭角に右へ曲がるらしい・・・


地面に黄色の矢印があるそうだから、
たぶんここだよねぇ。
右側にピンクテープがあるぞ〜


なるほど〜〜
確かに鋭角に右へ曲がっているねぇ。( ^O^ )
事前情報を知らずに来た人は、
間違えてしまうかもね。

斜めに進んだ道の先の草むらの奥で
ガサゴソと音がして、何かと思って見たら、
自分の車の隣に停めたおばちゃんだった〜
道を間違ったんだと思って、
こっちですよ〜 と声を掛ける。

戻って来られたので、
ここ分かり難いですよね〜 とその時は
言ったんだけど、だいぶ歩いてから後で
ふと思ったのは、もしかしてお花摘みだった?
だとしたらすみません って感じもするけど、
普通は道間違いだと思うんじゃないかな。


ここから最初は少し降って行く。
真後ろから陽光が射すので、
どうしても影が出来てしまう。
これは避けようがなかった〜〜 ( /ω\ )


刈り取られたススキの道を、緩やかに歩いて行く。


しばらくして、
どうもズボンのお尻が濡れているような・・・
気のせいかと最初は思ったけど、
どうもおかしいと思ってザックの底を
触ったら、ビッシリ濡れている〜〜!!

これは考えられる理由が一つしかなくて、
ザックの中に入れている液体は、容量が
減った 2Lのペットボトルの水しかなく、
それが漏れている・・・??

で、嫌な予感が的中〜! \(◎o◎)/

幸いなのは、電子部品や衣類等は大型の
ビニール袋に入れて別にしていた為、
濡れたのはザックの下の方だけで済んだこと。

元々ザックカバーだけでは、雨が染み込んで
中の物が濡れるからその対策として
大型ビニール袋をザック内に
入れるようにしていたんだけど、
まさかこんな形で役立つとは・・・ 予想外。

ペットボトルにも問題あるような気がする。
丈夫なのは開栓してもまたキッチリ締まるけど、
ペラペラに近い柔いやつは一度開栓すると、
ちゃんとは締まらなくなるやつあるよねぇ。
今回はそのタイプだったことも原因かも・・・

濡らしてはいけないものが濡れずに済んで、
致命的な事件にならなくて良かった。


後ろを振り返ると、365 号線がだいぶ遠くなった。


もうそろそろ、
樹林帯の横を歩くのも終わりかな??


看板が建っている所まで来た。
どうやらピンクテープがある右側に
道があるようだけど、
整備されてないのか、なかなかの藪漕ぎみたい。


この辺から、傾斜がきつくなっていく。


さっきはくじゅう連山が見えてなかったから、
だいぶ登って来たねぇ〜  ( ^O^ )


ちょっと薄っすらした感じがあるけど、
くじゅう連山も綺麗に見える。


ススキの道も、そろそろ終わるみたい。


この辺りは急勾配なんだろうねぇ〜
高度計のグラフが急激な右肩上がりに。


ススキヶ原の道が終わり、樹林帯に変わってきた。


時折り色づいた葉が見られるけど、少ない。


色の付き方も、まだイマイチのような・・・
冷え込みが厳しくない日が多いからかな?


傾斜がきつくなければ、
そんなに歩き難い道ではないけど、
ここの土は雨の後だと滑り易くて、
きつそうだな〜 とは思う。


こちらは北東方面。
基本的に両側ともあまり開けた感じが無い
ルートだけど、たま〜に開ける所が出てくる。


しばらく陽の当らない区間だったけど、
陽が当たってきた〜


基本はロープに頼らずにきちんと
足場を確保だけど、そうは言っても、
やはりロープがあると安心だし楽よねぇ。


たまにポツンと色付いた葉が現れる。


手前から登って来ると、
箱石尾根からの道に合流する。
左が箱石尾根、右が根子岳東峰の山頂。


すぐ上に標識があるけど、
単なる釣井尾根の名前だけ。


しばらく陽の当たる、勾配の少ない道。


色付いた葉が現れたので、撮ってみる。


左側にはロープが張ってあり、道が合流してくる。
登って来る時には分岐には気付かなかったけど・・・


またまたロープが〜〜
今度はロープを横切らないといけない。


以前は、右の方へも登山道があったのかな?
現在の登山道は左下の方へ進む。


樹林帯の隙間から高岳が見えて、
葉も色付いていたので撮ってみたけど、
もしかして葉は枯れているのか・・・?


またロープが出てきて、今度は梯子まである。
ここは下り坂。


滑り易そうな土の道の先には、
またしてもロープがぁ・・・


洞窟・・・???


岩場の手前を進む。


道自体は歩き易いけど、ロープが張ってある。
頭が岩に当たるのを避けようとして、
左側へ倒れそうになるのを防ぐ目的なのかな?


登って来た道。 ここもロープが張ってある。
写真では分かり難いけど結構勾配があった。


右側から登って来ると標識があって、
箱石これより右へ と書いてあるけど、
右しか道はないのでは・・・
でもよく見ると、
草茫々ながら正面へも道があるようだ。


またまたロープじゃないか〜


明るくなってきて、
樹林帯を抜けたような感じだけど、
そろそろ山頂が近くなってきたのか・・・


登り詰めると、右側が珍しく
綺麗に開けていて、大展望〜〜♪

ふと左を見ると、あれ? 人がいる・・・


すぐ隣、5 m もない場所が山頂だった〜♪
着いた〜〜!  根子岳の東峰!
山頂にはお兄さんが一人。


南西側。
コースは無いけど、この稜線歩けたら凄そう・・・


西側には、高岳や南岳。

左の尖がりは、天狗岩? 天狗岩の肩? 西峰?

登山地図には、
西峰が一番高い標高になっているけど・・・


北西側には、阿蘇市中心部や乙姫が見える。


北側は少し草木があるので、展望は良くない。


お兄さんと喋りながら記念写真。
いつもと違う雰囲気・・・

ここの山頂は広くないから、
人が沢山居たら大抵他人が写り込んでしまいそうだ。


根子岳 東峰 山頂  1408 m

山頂標識の記載は東面と西面。
東が背景だとパッとしないけど、
西が背景だと高岳や尖がりが入るから、
皆こっち向きだよね〜


記念写真、背景よりも人だけで良いなら、
ここの標識は大きいから縦型だよね〜


南側。


東寄りの向こうに見えるのは、祖母山とかかな?


南側から来るルートは、
現在は大雨の影響で危険になった為、
通行禁止になっているけど、
実際には歩けないわけではないようで、
たまに登って来る人がいるらしい。
再整備されて解除になるのかな・・・


登って来た方から引いて撮ると、山頂はこんな感じ。
10 人ぐらい人が居たらもう賑わっている感じかと。


北側から登って来ると、ここに出て来る。


北側には、365 号線と登り始めた登山口が見える。


五岳の山並みの右、中央奥には鞍岳やツームシ山。


クライマー以外の一般登山者は、
東峰しか来れないだろうけど、
根子岳といえばこの尖がりのイメージよねぇ〜

後から登って来たおばちゃん達も、
皆さんで山の名前を調べるけど、
イマイチハッキリしないみたい。


紅葉はしているけど、何かイマイチ・・・


今日は青空だけど、薄めの雲が結構多いよねぇ。


遠くの山並みも、少し霞んだ感じに見える。


南の方は、まだ青空が多い。

二人組のおばちゃん達は、
しきりに YAMAP の話をされている。
自分は記録やアップロードはしてないけど、
最近閲覧はするようになった。

歩行時間は人によって違うから
信用性はあまり高くないけど、
直前のコースの状況やイメージを
把握するには便利だと思う。


山頂に 50 分程居たので、11:26 に下山開始。

沢山あったロープ区間を、
今度はひたすら降りるのねぇ・・・


ロープ区間が多いと言っても、
登りよりはやっぱり早い。


ここの梯子も結構ゆらゆらしているよねぇ。


昔使っていたガッツリ三脚に比べて、
今は小振りの三脚なので、
降りが急勾配だったり滑り易かったり
する所では、トレッキングポール
みたいにも使えて、結構良い感じ。


特定のところだけ、葉が色付いている。


色付いているところだけ大きく撮ってみる。
これ半時計方向に 90° 回転して眺めた方が
自然に見えるような気も・・・


急勾配が多いので、勾配が少ない所は楽に感じる。


下山ルートの分岐点。  見違えずに左へ降りよう。


分岐のすぐ下付近に、
まとまって色付いた葉があった。


ちょっと降りて来て
西側が開けている所から眺めるけど、
やっぱり色付き弱いよねぇ・・・


北東側が開けた所から下を眺める。
まだまだ降りが続きそうだぁ〜 ( @_@ )


急勾配の箇所ではこうやって
ロープが設置してあれば良いけど、
中には急勾配なのにロープが無い所もある。
そういう所では流石に気を抜けない。


紅葉が色付くにはまとまった
冷え込みの期間が必要だけど、
今年はまだ足りてないんだろうねぇ。


急勾配が落ち着くと、ホッとする〜


登りの時と逆で、
高度計のグラフは大きく右肩下がり。


だいぶ降って来た気はするけど、
まだ樹林帯・・・


たまには緑と黄葉も撮ってみよう。


ようやく樹林帯終了〜〜 \( ^o^ )/
ススキヶ原へ〜♪


開けたぞ〜  正面にくじゅう連山。


後ろを振り返る。 降りて来たねぇ・・・


365 号線の車道も見えてきた〜


今日の登山道は
見通しがあまり無い樹林帯が多くて、
山頂以外で記念写真を撮ってなかったから、
山頂以外でも撮っておこうかな。


ここに合流する道は、狭くて悪路だけど
すぐ近くまで車で入って来れる道路に
繋がっている道じゃないのかな?


勾配が緩くなったススキヶ原の歩き易い道。


山道終了〜  舗装道に出た。


降りて来た樹林帯とススキヶ原の緩やかな道。


ここも 1 台なら車置けそうねぇ。


12:46 、記帳所に到着。
山頂から 01:20 なので、ほぼ地図のタイムと同じ。

三脚広げた撮影を沢山やりながらの時間だから、
そういうのをせずに歩くだけなら、もっと早いね。


五岳も綺麗に見えるけど、雲が増えてきた。
明日は天気が下り坂、これから曇りかな・・


すぐ上の一番近い空き地には、
もう車は一台も無かった。


車道から登山道を見ると、
山頂で一緒になったおばちゃん一人と二人連れが
ススキヶ原を歩いているのが見えた。
写真だとかなり小さいねぇ〜


一番近いこの空地に車を停めるには、
平日でも早い時間に来ないとダメってことかな?


自分が駐車した方の空地は路肩にも車があった。
平日なのに二ヵ所とも車が一杯だけど、
土日はどうなるのか・・・


12:59 に空地を出発して、
13:17 に 阿蘇坊中温泉夢の湯に到着。

随分温泉も行ってなかったし、
根子岳なら午後早めの時間帯に
寄れるだろうと思っていたので寄ってみた。

平日なので空いていて露天風呂もあった。
でも露天風呂で大きな蜂が飛んでいて、
露天風呂の中で逃げる羽目になった為、
長居せずに屋内風呂へ戻った。

シャンプーリンスはあるし、
シャワーのお湯も柔らかかった。


お風呂から出ると、
板張りも畳も共に休憩所は誰もいなかったので、
しばらく畳で横になったけど、気持ち良かった。


今日は人がいなかったけど、建物の隣に足湯もある。


温泉に 1 時間半程居て、14:42 に出発。
平日で道路も混んでなく、
雲は結構出ていたものの、
帰宅までずっと陽は当たっていて、
晴天といった感じだった。

16 時頃に帰宅。

夜になってやはり足の甲が痛い。
靴紐は少し緩めにして歩いたんだけど。

それから、今使っているザックは
二つとももう25 年以上になるし、
フィット感が前から良くないことや、
日帰りなのに 70 L は大き過ぎる
こともあって流石に良くないから、
目を付けていた登山ザックを発注。

YAMAP を覗いてみたら、
根子岳で自分と時間がダブっている
記録が出ていたんだけど、山頂写真に
自分が写っていてビックリした。
山頂で一緒になった人だった。 笑

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初めて釣井尾根から根子岳へ
登山する人が、下調べをせずに
来ると、釣井尾根の入り口で
間違うケースが多いらしいので、
目印になる情報を記載しておきます。


365 号線にある記帳所の所から、
右下へ降って行きます。
ここは誰でも分かるので問題無いですね〜


少し降ると、すぐ先で右へカーブします。


右カーブの少し先の所が、
知らずに来た人が間違い易い場所で、
目印として地面の黄色矢印と
ピンクテープがあります。


釣井尾根を進むには、ピンク矢印のように
右へ鋭角に曲がりますが、地面に書いてある
黄色矢印は鈍角に書いてあるので、間違って
緑矢印の方へ行かないよう注意が必要です。

緑矢印の方へ行くとすぐ藪漕ぎになるので
本当にここを進むの? と疑問が湧くと思います。
水色の舗装道を進むと箱石尾根へ進むようです。


反対側から見るとこんな感じで、
鋭角に右へ曲がると、最初は少しだけ降り坂です。


365 号線から俯瞰するとこんな感じです。
右へ鋭角に曲がってしばらく逆方向に
進むので、知らずに来た人はそちらに
意識が向かず、間違い易いようです。

[ 注 意 ]
地面の黄色の矢印やピンクテープは、
年月が経つと消えたり失くなったりする
こともあるので、注意してください。