2010／04
阿蘇
俵山
先月から Tatsu さんと、
山に行きましょうと話していたけど、
ちょうど今日は快晴の天気〜♪
土曜日なので人が多いかもしれないけど、
人と知り合える機会があるかもしれないし、
写真撮影に没頭する予定もないので、
人と一緒というメリットを活かして楽しもう。( ^o^ )丿
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2010 - 04 - 17 （ 土 ） |
熊本市 萌の里 −−−−−− 登山開始 −−−−−− 稜線コース 俵山 牧草地 −−−−−− 下山完了 −−−−−− 萌の里 熊本市 |
2010 - 04 - 17 （ 土 ） 快晴
土曜日で道路が空いていたらしく、
予定より早く待ち合わせのバス停に着いたと
Tatsu さんから連絡がきた。
高速道路の傍で Tatsu さんを拾って、
第二空港線を空港方面へ。
ちょっと今日は車の量が多いみたい。
空港付近を過ぎると、俵山付近の山々が
目の前に大きく見えてくる。
先月菜の花が沢山咲いていた場所では、
もう菜の花の姿は見えない。
自宅を出てから 30 分強で、
登山口の萌の里に到着〜〜
思ったより空いているけど、
登山者はそんなに多くないのかな？
9:40 頃に萌の里をスタートして、
駐車場の先から登り始める。
いや〜今日は素晴らしい天気で良かった。( ^ω^ )
蕨取り？ らしき人の姿はあるけど、
山を登っている人は見えない。
土曜だからもっと人がいるかと
思ったけど、少ないねぇ・・・
Tatsu さんがえらく張り切って
登っていくけど、そんなペースで登ると、
バテるってぇ〜〜！！
しかしどうもここは道じゃないような気が・・・
道らしき雰囲気も無いし踏み後も全然無いぞぉ。
足元を見ると、
あちこちに蕨やゼンマイが姿を見せている。
野焼きの後、姿を見せ始めるそうだ。
先月下旬にこの付近一帯は
毎年恒例の野焼きが行われた為、
ズボンがあちこち真っ黒に！！
たぶんコースを外れている気がする・・・
急勾配の谷間を登り切ると、
ようやく本来の登山道に出た。
左側の鉄塔の所から
登って来ないといけなかったみたい。
少ししか登ってないのに、
北側を眺めると随分眺めが良いねぇ〜
やや霞み気味ではあるけど。
ここからは岩が多いのかな・・・
でも灰や草を避けずに歩けるので、楽〜〜♪
それに展望も良いし。
途中から牧場エリアに入ると、
赤牛が放牧されていてなんか長閑な風景だねえ。
どこまで行っても
先を歩いている人はいなさそうな・・・
Tatsu さんとなぜか健康保険の話に花が咲く。
道路に出たと思ったらすぐに林道へと突入。
立て札に 13 分ほど歩いたら
右側の防火帯を進め と書いてある。
すぐ先が防火帯への入り口。
左はそのまま林道、
右の支線に入ると防火帯へと入っていく。
投資やらビジネスやら
自己啓発等の話に花が咲いていて、
殆ど疲れとは無縁って感じの歩行状態。
この時期でも周囲にはススキ。
広めの場所があったのでちょっと休憩。
お菓子を摘まみながら不労所得の話。笑
後からやって来た単独のお姉さんも、
ここでしばらく休憩の様子。
空を見上げると、なんとパラグライダーが〜〜
今日は気持ち良いだろうねえ〜♪
少し歩くと、今度は樹林帯の中。
暑かったので、
ヒンヤリした空気がとても気持ち良い〜！
林を抜けて坂を登ると、
先に出発されていたお姉さんに
追いついたようで、山頂も目前って感じ〜
ちょうど 2 時間ぐらいで山頂に到着〜♪
もう少し混んでいるかなと思ったけど、
ちょっと団体がいただけで、わりと空いている。
阿蘇五岳も見えるけど、少し霞んだ感じねぇ。
朝の方が綺麗に見えるのかな？ （ 朝だと逆光か ）
ここの山頂、遮るものが何も無いから
陽当たりは良いんだけど、
もう少し芝部分が多ければ
座り易くて良いのにねぇ〜 と思う。
快晴で周囲の山々もよく見えるけど、
少し遠くになると、やはり霞んで見えない。
西の方は殆ど見えず、風も強くて結構冷たい。
さっきのお姉さんがいらしたので話したら、
福岡県の方だった。
田部井さんが俵山にいらしたというので、
こちらに来られたそうだが、え〜〜福岡県から？
ということで、二人してビックリ〜〜 (＠_＠;)
先程までいたミニ団体さんは、
12 時前にはもう下山してしまい、
周囲はすっかりガランとしていた。
お姉さんと沢山喋って仲良くなったので、
ルートも同じだし、3 人で下山することになり、
今度は南斜面へ降りる。
西側の景色は結構良いねえ〜
標高はそう高くないけど、すぐ下に街並みが
見えるから山の上にいるって感じがする。
南斜面に入ると、すぐに強い風は治まった。
振り返ると、青空じゃないかぁ〜〜！！
霞んだ空ばかり見ていたので、
感動して写真を撮ってもらった。
しばらく降ると、今度は樹林帯の中。
少し暑かったので、
木陰の涼しい空気がちょうど心地良い♪
稜線だし道もはっきりしていて、
灰に塗れることもないから、楽だぁ〜 （ 笑 ）
真面目に写真撮るなら一人が良いけど、
いろいろ喋りながら歩けるのも楽しい。 ( ^O^ )／
しばらくして鉄塔に出たけど、
ここまでは間違いない道だ。
ネットで調べた時も、こちらのルート上には
鉄塔が出てくることになっていたしね〜
ここでは日焼け止めの話と、
次はどっちに行くの？ という会議。
あそこに見えるのは、
たぶん 一ノ峯・二ノ峯 かなと思う。
地図に鉄塔の位置が出てなかったので、
ここで現在地の把握を間違えていたみたい。
（ 高度だけで憶測していたので ）
この直後に林道に出た時、自然に降っている方へ
進んで行ったら、そのうち道が無くなってしまい、
獣道らしき道すら無い状態に・・・ ( ^_^; )
方向的にもちょっと変だったので、検討した結果、
王道に従って、分かる所まで戻ることに。
この光景、よく見ると陽光が右から射している。
時間帯はお昼過ぎだから、太陽の位置はほぼ南。
ってことは、ここを写真の方向へ進んだら東・・・
下山する萌の里へは西又は北西だから、
明らかに逆やんか〜
40 分程来た道を登り返して、
ようやく鉄塔のすぐ下の所に到着。
下山だからてっきり降る方向だと思ってたけど、
どうやらここでは違ったらしい。
（ 道標が無かったので分からなかった〜 ）
次の分岐では絶対こっちと思って進んだのに、
またもや途中で異変に気付き・・・
降る筈なのに降ってない！
で再び鉄塔の下付近まで戻る羽目に。( >_< )
もう選択する道は無いから、
今度の道こそ正しい筈・・・・・
（ ってか、ここ何処・・・？？？ ）
途中には、なんとネズミがいた。
少し歩いたら下界の牧草地が見えてきて、
皆で真面目に大喜び〜♪
（ この程度の山歩きで・・・笑 ）
二回も道を間違えて、結構余計な歩きを
してしまい、皆疲れていたからねぇ。( ^_^; )
ここでしばらく休憩〜〜
下の方を眺めると、
先の方に下山口である萌の里が見えるし道も
見えるから、もう迷うことはなさそうだ。
でもまだちょっと時間はかかりそうねぇ。
下山可能なことが確信出来た喜びから、
皆さんで記念写真を撮ることに〜〜♪♪
（ なんじゃそりゃ〜 笑 ）
今日は三脚を持参してなかったけど、
ザックの上にカメラを置いたら、上手く撮れた。
道を降りて行くと、
随分遠回りしそうだし時間も押していたので、
ここから正面の牧草地を真っ直ぐ降りることに。
再び野焼き後の灰に塗れることになったけど、
方向が見えている安心感からか、
あまり気にならず・・・
途中ちょっとした崖っぽい所もあったけど、
難なくクリア〜〜
随分予定時間をオーバーしている為、
そろそろ脚も疲れが・・・
左の方には、道沿いに赤牛の姿が。
正面方向の道を進んだ方が萌の里へは近そうなので、
私たちは左へ行かずに、真っ直ぐ進む。
途中ちょっと谷間っぽくなっている所も
あったものの、歩ける所に沿って進んで行くと、
再び道らしきものが見えてきた。
でもなんか道じゃないような気も・・・
舗装道が正しいのかな？
小さな沢を超えた所で記念写真。
Tatsu さんに撮らせたら、
構図が良くなかったので不可を出して
再チャレンジしてもらったら、構図は合格。
でも今度は目を瞑っている・・・ （ 苦笑 ）
すぐ先の所で、牛のすぐ傍を通ったが、
子牛が一緒で何やら不穏そうな雰囲気が・・・
本当はこのまま道沿いに進むんだろうけど、
安全策を取って牛から離れたエリアを歩くことに。
あっちこっちに牛がいるので、
牧草地の斜面を結構登り返して迂回する羽目に。
まさかここまで来て登らされるとは・・・( >_< )
周囲にいた牛たちは黒牛が多かったけど、
中には赤牛を真近で見るシーンも。
阿蘇の赤牛は結構良い牛らしい。 なんか長閑〜
その後も沢山牛がいる所に出食わし、
ちょっとやばそうな為、急な谷を降って
再び登って、更に迂回エリアへと回避。
今後こそ牛はいないようだし、
もう大丈夫そうかな・・・
またしても灰に塗れてしまった〜〜
しばらく進むと、どうやらもう牛はいない様子。
登山口近くにあったと思われる鉄塔も右手前方に
見えてきて今度こそ安心か・・・
長閑な草原で、しばし休憩。
鉄塔の傍まで行くと放牧地との境界鉄線があり、
潜り抜けると安全地帯だ〜と、皆でまた大喜び。
牛に襲われるかどうかは定かじゃないけど、
危険の可能性は事前に回避する方が賢明だ。
無事に正規のルートに戻れて、
すぐ眼下に萌の里が見える〜！
お花畑も見えたし、どう考えてもスタート
した時のコースに戻ってしまったねぇ。
もっと左の方から戻って来る予定だったのに。
朝スタートの時、最初に登り始めたお花畑の所。
まさか最後にこんな時間になって
再びここから降りて来ることになろうとは・・・
舗装された道を駐車場へ。
なんと本日は、登りが 2 時間、降りが 5 時間。
アルプスクラスなら珍しくない降り時間だけど、
日帰りハイキングにしては、少し長いよねぇ〜 ( ^_^; )
Tatsu さんが下山中から萌の里のソフトクリームが
食べたいと言っていたので、買い物後に買いに来たら、
営業終了時刻前なのにシャッターが降りている〜！
店に人に聞いたら、もう機械を止めてしまったそうで、
Tatsu さんは超ショックだったみたい・・・
けど、私は大笑いさせてもらった。（ すまん！ ）
お姉さんがミカンを買って下さり、
お裾わけを頂くことに。
有難う御座います〜〜！！ ( ＾ ◇ ＾ )
萌の里を後にする頃には、もうすっかり観光客も
少なくなって、駐車場もガランとしていた。
私たちは熊本市民だから近いけど、
北九州の近くまで帰宅されるお姉さんは
ちょっと時間がかかって遠いねぇ。
それにしても単なる近所の俵山と思っていたのに、
2 回も道を間違え、牛を回避しながら
更にそれなりのアップダウン、終いには
念願のソフトクリームにまで逃げられるとは・・・
良くも悪くも、とても想い出深い山歩きだった。
今度皆さんで久住の山にでも行きましょうと
いうことになり、今日はお開き。
ハプニングも多かったけど、
楽しかった〜〜♪ ＼( ^ o ^ )／