以前叔母が参加したことがあるハイキングに誘われ、
ファミリーレベルのものらしいが、折角なので
参加することに。 良くない天気が
続いていたけど、どうやらこの日は晴れるらしい。
登山地図も無く、コース内容も分からない状態で
山に入るのはあまり乗り気じゃないけど、
大所帯だし時間も短めのようなので、まあ良いか。
2010 - 02 - 28 ( 日 ) |
熊本市 宇土市役所三角支所 −−−−−− 登山開始 −−−−−− 三角支所 天翔台 雲竜台 三角岳 三角支所 −−−−−− 下山完了 −−−−−− 宇土市役所三角支所 熊本市 |
朝久しぶりに早起きして、車で南の方へ向かう。
( 私は助手席 )
やや雲が多めだけど、どうやら晴れてきそうだ。
熊本市を出ると、途端に長閑な田園風景が広がる。
日曜ということもあって車が少なく、渋滞も無し。
一時間程で目的の地域に到着、空は晴天だ〜♪
支所の前では何やら開会式のような催し。
山においてこういうのは、殆ど馴染みが無い。
周囲を見渡すと、
それなりに山の格好の人もたまにいるけど、
多くは家族連れなどの遠足的な雰囲気だ。
歩きが始まると、大勢がゾロゾロと道路を歩き出す。
う〜ん、何か違和感がある感じ・・・
しばらく道路を歩いて山道に入ると、狭い登山道に
なりすぐに渋滞。 路面は雨上がりのように
泥濘んでいるところが多く、結構滑り易い。
後ろを歩いていたおじさんは高齢のようだけど、
かなり山歩きをされているようで、
今月も既に山歩きが 10 回程だそうで、
年数も 40 年程らしい。
しばらく登るとちょっとした休憩場所に出るが、
後ろの方を歩いていたので、既に人でいっぱい。
海からすぐの山なので、海が近いねぇ。
展望の開ける場所なら、景色は良いかも〜
途中の分岐から天翔台へ行ってみる。
急に人がいなくなるから、歩き易くて良い。
多くの人はそのまま三角岳へ行くみたいだ。
しばらく歩くと開けてきた。 もうすぐかな・・・
少し休んでいる間に、叔母はもう着いたみたい。
天翔台は広くはないけど、展望は良い。
天翔台 山頂 203 m
天草五橋や上天草の島々が沢山見えるね〜
南を向いていて逆光なので、イマイチ霞んだ
感じに見えるけど、順光なら結構綺麗かも。
天翔台を出ると、ツルツルの靴で滑りそうに
なっていたおばさんが下の方から登ってきた。
しばらく降って分岐に出ると、
三角岳への本道を登り始める。
下の方は樹林帯の中だったけど、
開けて青空の下になると、
ようやく山歩きらしい気分になる〜♪
見た目も山らしい感じだしね。
途中シートを広げて、
もうランチにしているファミリーも。
やっぱり遠足の延長だ〜 笑
振り返ると、ちょっと山らしい光景。
後ろだったせいか、登って来る人の姿が見えない。
緑の服は主催の方々。
岩場から東側を眺めると、三角半島が見える。
小さい山なので、町や道路が近いね〜
途中で雲竜台に寄り道。 広くはないけど、
いかにも休憩に良さそうなロケーションだ。
晴れていてやや暑いけど、風が出ると少し冷たい。
1 号橋や天草の島々、海がよく見える。
標高が低いと景色は優れないことが多いけど、
こういう眺めも悪くないと思う。
そろそろ雲竜台を後にする。
三角岳の山頂は、正面に見える山の上かな?
たぶん、あっという間だろうなぁ・・・
12 時前に山頂に着いたけど、山頂は人で一杯。
南側以外は展望良くないねぇ。
三角岳 山頂 406 m
端の斜面でお昼を食べ、昼食の後は抽選会。
日向は暖かいけど、日陰はちょっと寒かった。
樹林帯は土の泥濘のせいで滑り易く危ないけど、
岩場の方がホールドが利くから安全。
ジャンプする子供もいたけど、
こういう場所で怪我すると厄介だよ〜
あっという間に下まで降りて来て、もうすぐ道路。
山頂から降りて来るのに、
50 分程しかかかっていないみたい。
支所に着く頃にはかなりの暑さで、
2 月とは思えない程の陽気。
チリの地震の影響で日本にも津波が来る予想の為、
警戒のアナウンスが流れていた。
帰りは半島の北側を海に沿って帰宅。
途中休憩所に寄ったけど、変わった雰囲気の場所だ。
右側にあるのは、何と公衆電話ボックス。
ここは目の前に海と島が広がっていて、
フォトスポットらしい。
長閑に釣りをしている人もいるね〜
更に走って行くと、
海の向こうに雲仙の普賢岳が見える。
子供の頃の記憶が強い為、島原って遠い感じが
してたけど、結構近いんだねぇ〜
更に先の方では、砂と水が交互に
綺麗な模様を織り成していたけど、
タイミングが良いと、もっと綺麗に見えるそうだ。
高い場所から眺めると、綺麗に見えそうねぇ。
その後あじさいの湯に立ち寄ると、
駐車場に緋寒桜が咲いていた。
露天でも陽に当たっていると全然寒くない為、
しばらく日向ぼっこ・・・
とても 2 月って感じじゃない。
ついでに、日本名水百選の轟水源にも立ち寄り。
家族連れがいて子供たちは水遊び。
何だか長閑な光景・・・
ポリバケツなどに水汲みに来る人も多いみたい。
水汲みの人が入れ替わりで来てしまう為、
しばらく待たされてしまい、
ようやく人のいない絵が撮れた。
轟水源のすぐ手前の公園。
ベンチには何と瓦屋根! ゴージャスじゃないか〜
緑川の土手の北側。 たまたま車が置けたので、
休憩がてらに菜ノ花の群落を眺めることに。
土手の北側には、長閑な田園風景が〜
広がる緑が美しい。
土手の南側には、一面の葉ノ花が広がっている。
下の方まで降りたかったけど、今日は上からのみ。
山吹色よりレモン色に近い感じで、
葉ノ花の色としては、好みに合っている。
帰る途中、車内のラジオはずっと
津波のニュースだったけど、帰宅しても当然、
TV では津波のニュースばかりだった。
しかし地球の裏側の影響が
日本まで届くんだから、何だか凄い。
山歩きは遠足の延長だったけど、
快晴だったし運動出来て良かった。
もう少し季節が進めば、
もっと山歩きらしい内容になるかな・・・
まあ娯楽と思えば、
温泉や菜ノ花も楽しめたので良かった。