2008/06

御嶽山

木曽御嶽山

3000 m 以上の未登頂ピークを
制覇する企画の第一弾の、木曽御嶽山。

山歩き仲間の翔さんと出かける予定だったけど、
翔さんの事情で私独りで出かけることに。

日曜の夜から出かけようと思い、
土曜日に五の池小屋へ連絡したところ、
二日後の月曜は営業してないとのこと・・・
6 月は毎日営業しているわけではないそうだ。

悩んでも仕方ないので、一日ずらして
月曜の夜から出かけて 火水 で行くことに。

月曜日の夜、予定より 1 時間程遅れて出発。
お天気は心配なさそうだけど、
雪とか道迷いがちょっと心配かな・・・

梅雨時でしかも平日の夜とあって中央道は
ガラガラだけど、相変わらずトラックが多い。

諏訪湖 SA で食事を済ませて、
いつもの長野自動車道方面ではなく、
そのまま中央道を名古屋方面へと走る。

こちらの方面を走るのは、
中央アルプスへ登山に来た時以来かな。

伊那 IC で中央道を降りて一般道を走るが、
異様に空いていて高速並みに走れるよ。

コンビニは 19 号線のうちに立ち寄らないと、
元橋から山側へ入ると見当たらない。

この辺から先は、結構心細くなるような
寂しい道路が続くが、それより諏訪湖 SA で
ガソリンを補給しなかったことを後悔し始める。

まずいなぁ・・・  思ったよりも、
長居い距離走る感じがする・・・ 汗

途中で一度道を間違えて正しい方へ
進んでいたのに、間違った方へ進み直す。

でもすぐにおかしいと再び正しい道路へ。
そして中の湯にだいぶ近づいた所で、
更に厳しい間違いを・・・

夜だったのでよく分からなかったのだが、
道路の分岐がややこしい変則的な分岐に
なっていて、なんと中の湯へ進むつもりが、
気付かずに来た道を戻ってしまった。

しかし、登る筈の道路がずっと降って
いるので、やっぱりおかしいと思って、
不安ながらもさっきの変則分岐まで戻ると、
やっぱり間違っていた。

ただでさえガソリンが少ないのに、
結構降ってしまって、ちとヤバいぞぉ・・・

あの変則分岐点の道標、
紛らわしくて分かり難いじゃないか−!!
行き先の地名は、ちゃんと道路の
矢印に近づけてはっきり書けっつ−の。

ようやく中の湯の駐車場に到着、
他には車が全くいなくて自分だけ。

外で夜空を眺めてみると、満点の星空だぁ〜
明日は良い天気になりそう。

車内でお休みモードに入ったのは 2 時頃。
4 時頃から歩き出したいんだけど、
起きられるだろうか・・・ 少し心配。

2008 - 06 - 17
( 火 )
中の湯
木曽御嶽山
横手道十字路
五の池小屋泊
2008 - 06 - 18
( 水 )
五の池小屋
横手道十字路
木曽御嶽山
中の湯


2008 - 06 - 17 ( 火 )    快晴


目が覚めると、外はもう明るいじゃないか〜
時計を見ると、 5:17 ・・・
げげげっ−!!  寝坊だぁ〜〜

他に一台車が止まっている。
朝来た登山者で、もう登ったのかな?


トイレで洗顔しようとしたら、
蛇口から水が出ないじゃないか・・・

出発の準備をしていたら、
下からたくさん車が来た。
登山道整備のボランティアの方たちだった。
なんでも、上の方は結構雪があるそうで・・・


駐車場を後にすると、すぐの所に温泉施設がある。
とても営業しているようには見えないけど、
営業日がまだなのか、時間が早いのか・・・

建物は結構古いみたいだ。


樹林帯を登って行く。
朝日が射し込んで雰囲気は良い。

ちょっと虫が多いような気が・・・


しばらく登ると、また小屋がある。
七合目の八海山支店と書いてあった。


RW 乗り場への分岐点。

多くの人たちはこちらから
やってくるようで、
中の湯から登る人は少ないらしい。


七合目、行場山荘。

RW がまだ動いていない時間なので、
当然、人の姿は見当たらず・・・


行場山荘を過ぎて登って行くと、
だんだん周囲の緑の雰囲気が変わってくる。


背の高い木々が少なくなり、
上空の青空が見えるようになってきた。


結構雪が残っているんだねぇ〜

でも心配した道迷いは無さそうだ。
正面に御嶽山もよく見えているし。


今日は快晴で素晴らしい青い空だ。
まるで秋の空のように空の青さが深い〜♪


後ろを振り返ると、中央アルプスや
南アルプスの方は綺麗な雲海が広がっている。


八合目、女人堂に到着。

もう半分ぐらいは来たかな?
とりあえず休憩しよ〜〜〜


北アルプスの山並み。
左側が乗鞍岳、中央奥は槍穂高連峰。


それにしても、凄く綺麗な空だねぇ。
でもちょっと風が強い。


金剛堂。

白装束の人たちが登る山なので、
霊神碑がこの辺から多くなる。


上の方には、結構雪がありそうだね〜
軽アイゼン使うこと、あるんだろうか・・・

道迷いは、どうやらなさそうだ。


女人堂の裏手は、しばらく斜面に沿って
並行的に進む。  結構長そうな雪渓だねぇ。


雪渓の終わり付近から振り返る。
思ったより長くなかった。


ここからしばらくは雪は無さそう。
どうやら斜面を一直線に登って行くらしい。


ゴツゴツした感じの岩場的な登山道。
別に危険個所は無し。


乗鞍岳が綺麗に見えるねぇ〜
来月本当に行くのかな・・・
予定ではそうなっているけど。


手前の小屋が、石室山荘、
上の方の小屋が、覚明堂。

石室山荘直下の雪渓は結構な急勾配だ。
しかし、軽アイゼン無しで登り切る。


石室山荘直下まで来ると、山荘ラインを
横切って、山荘の南側の谷筋に移る。

ここからもまだ雪渓ルートだなぁ・・・

とりあえず、踏み跡はあるから道は分かるけど、
数日前の踏み跡のようで、ちょっと固め。
でも雪が凍っているわけじゃないので、
キックステップで問題無し♪


覚明堂はもうすぐ。
早く上の方から眺めたいねぇ〜!!
それにしても、結構勾配あるじゃないか。


覚明堂付近まで登ってくると、
ようやく雪渓の終わりが見えてきた。

ちょっと横の方へ逸れてみようかな。


覚明堂。  なんかいろいろ祭ってあるぞ。


覚明堂付近から、下の方を俯瞰する。
結構、雪がいっぱいあるねぇ。


あれあれ・・・ 何やら雲が湧きだしたぞぉ〜
早く上に行かないと−!


横手道十字路。

いよいよ、山頂まで
あと 25 分のところまで来たぞ〜


右手の方にみえるのは、
二ノ池本館と、二ノ池。

まだまだ、雪と氷がいっぱい〜


山頂は近そうに見えて、ちょっと遠かった。

ようやく、御嶽頂上山荘に到着。
山頂はこのすぐ上のはず・・・


御嶽剣ヶ峰山荘との間に、階段を発見。
ここを登れば山頂かあ〜♪

でもこの階段、短いのに少しきつかった・・・


階段を登り切ると、
10:45 とうとう山頂に到着〜〜♪

いや〜、疲れた疲れた。 ( 笑 )


北西側の稜線には、
西側の山頂巡りのルートがある。

内側には、一ノ池。
( 池って感じには思えんが・・・ )


北側には、先ほど見た二ノ池。
あちこちにまだ雪が多く残る。

遠くには乗鞍岳が見える。
ちょっと雲が出てきていた。


山頂には既に3人の客がいて、
皆さん田ノ原から登って来たそうで、
日帰りする客ばかりだった。

中の湯からだと言うと、そりゃ〜長いね〜、
田ノ原からなら 1 時間は短いよ、だって・・・


  御嶽山 山頂  3067 m

田ノ原からだと、標高 2200 m 付近まで
車で来れるそうだった。

伊那から走ってくると、
田ノ原方面へ車で回ることは考えなかった。
結構回り道で遠いと思ったからね。

う〜ん、やっぱり山は天気だよねえ〜〜!
青い空はやっぱり美しいねぇ・・・


田ノ原観光センター方面。
手前は、王滝頂上山荘。


二ノ池も、下から見た時は
結構雪みたいだったけど、
上から見ると、結構融けているね〜

雪と水の色が相まって、
6 月ならではの雰囲気を醸し出している。


北アルプスの方には雲が出ていたが、
15 分ぐらい前ならまだ綺麗に見えてたそうだ。

寝坊しなければ、雲の無い一面青空の
北アルプスの光景が見えたのに〜〜
まあ、8 合目からは今朝見られたけどね。


南西側も良く見えるね〜

建物があるので、
こちらにはあまり人は来ないみたい。


何やら噴煙が上がっている。
山が活動しているのかな?


御嶽山の山頂部分。

狭くもなく、広くもなく、って感じかな。
南西側だけ建物があるので見えないけど、
それ以外の方向は、展望が良い。


南東側にはちょっと雲が増えてきたみたいだ。

朝から山頂に居られたら、
素晴らしい一面の青空だったろうにねぇ。


でもこれだけの青空だから
贅沢言わずに、良しとしよう〜♪

山頂から降る時に、すれ違った二人連れが
駐車場に停めてあった車の人たちだった。
私が出発した時は、まだ寝てたんだって−


分岐から二ノ池までの間はずっと雪。

先の山頂にいた人達は、
山頂から西側回りで降っていたので、
この辺で再び再会。


二ノ池。

雪もまだたくさん残っているし水も青いねぇ〜


二ノ池本館の傍より。
中央奥が御嶽山の山頂。


二ノ池本館。
6 月はまだ営業していない。


さ−、ここからは五の池小屋を目指そう〜
結構、雪は多いのかな・・・?


雪渓をしばらく歩くと、
ほどなく雪渓は無くなり、
左手に、二ノ池新館が見えてきた。

二ノ池新館には寄らずに、
サイノ河原を目指して、直進する。


サイノ河原の向こうには、
摩利支天分岐が見える。

稜線を左の方へ行くと摩利支天山。


サイノ河原。

雪が無い所でも、土が水分を
沢山含んでいて、ちょっと歩き難い。


サイノ河原を過ぎて少し登ると、
サイノ河原非難小屋 & 白竜教会。

特に人はおらず・・・ まあこの時間に
向こうから来る人はいないだろう。


御嶽山の山頂からは結構降りて来たねぇ。


向こうに見えるは、摩利支天山分岐。
あれ〜、二人ほど人の姿が見えるぞぉ〜
五の池小屋に泊まる人なのかな?

五の池小屋への直接コースは
雪で無理そうなので、摩利支天分岐へ向かう。


摩利支天山分岐まで登ってくると、
何やら祭ってあった。

反対側も一気に眺めが良くなったし、
降ってしまうと、
もう五の池小屋になってしまうので
当然ここでゆっくり休んでしばらく撮影。


道標の棒はやや古めだけど、
表示の看板は新しいみたいだね。


北側から眺めると、
御嶽山ってやっぱり双耳峰みたいだよね〜

槍穂高連峰から眺めてもやはりそう見えるし。


東側の斜面はベッタリと雪が残っている。


雪に覆われた 三ノ池 と 継子岳。
左の奥が、乗鞍岳。


すぐ下を見下ろすと、
まだまだ雪の五ノ池と、五の池小屋。

あとは、五の池小屋まで
降るだけだから、もう楽だ。


五の池小屋の HP に出ていた雲海の写真は、
おそらくこの辺から撮ったもので、
雲海の向こうに頭だけ出していたのは、
乗鞍岳だったんだねぇ〜


飛騨頂上、五の池小屋。
斜面をだいぶ降って、近い所から撮ってみた。


三ノ池。

6 月は、雪と水が混ざって
なかなか美しいと紹介してあったけど、
まだまだ殆ど雪って感じだね〜
6 月下旬頃だとちょうど良いのかな?


五の池小屋には、 14 時半頃到着。

五の池小屋のすぐ裏手にある、
飛騨頂上神社 大瀧霊神。


小屋の横から見た摩利支天山分岐。
小屋の周囲にも、全然人がおらん・・・


継子岳への稜線。

斜面は雪がいっぱいだけど、
稜線上は雪は無いみたい。


継子二峰とその手前下に四ノ池。


写真で見たのとイメージが違うけど、
たぶん写真は夏のものだったんだろうね。
緑が少ないからね〜


五の池小屋で宿泊の受け付け。

小屋は年数経ってるそうだけど、綺麗だね〜
今月中は、小屋番さん一人なので大変そう・・・


こちらは寝室、やっぱり綺麗だぞ。

そのうち、宿泊客が二人到着。
摩利支天分岐で見かけたのが、
実はこの二人だった。

今日の客はこれで全員だそうで、
殆ど貸し切りと同じじゃないか〜 笑


写真の話や山の話で仲良くなり、
小屋番さんに入ってもらって、記念撮影も。

濁河温泉から超短時間で登って ( 走って? )
来られたランナーさんも登場されたが、
しばらくすると、また帰って行かれた。


天気が良さそうなので、日の入りが近くなっても
外でお喋りしながら、日の入りのチャンスを待つ。

しかし西の方は、ちょっと雲があって
日の入りは雲に邪魔されそうな感じ・・・


雲海は綺麗に発生していたけど、
予想通り、太陽が西の雲に埋もれてしまい、
綺麗な日の入りは拝めず・・・・・

雲海がオレンジ色に染まることはなかった。
残念〜〜〜!!!


19 時半頃には、既にマッタリ・・・

今日のお客さん、これだけだし、
混んでない山小屋は、とても快適。
というよりも、混んでる山小屋が不快。


やわらかいランプの明かりが
静かで穏やかな雰囲気を醸し出す・・・

寝る前にしばらく小屋番さんと話して
20 時半頃には、お休みさせてもらった。
広々と寝ることができて、とても快適だったよ〜


2008 - 06 - 18 ( 水 )    晴れ

3 時頃に外に出てみると、上空の天気は
どうもいまひとつ、って感じだ。

星も出てはいるけど雲が多いし随分と寒くない。
天気が良ければもっと冷える筈なんだけど、
今日は曇りなんだろうか?

部屋に戻って一眠りした後、目が覚めると
もうすっかり明るくなっている・・・
時計を見ると、もう 4 時半じゃないか〜
いか〜ん、陽が昇るぅぅ!!

急いで外に出て東側を眺めに行くと、
今まさに陽が昇ろうとしていて、
東側の雲が綺麗にオレンジ色に焼けて、
とっても美しい。

急いで部屋に戻ってカメラと三脚と持ち出し、
ちょうど一緒だった二人も起きていたので、
外に出た方が良いですよと、教えてあげる。


しかし、カメラを用意して
再び東側の空が見える丘へ上がった時には
もう太陽が半分ほど顔を出してしまっていた。

僅か 2 分ぐらいの時間だったと思うけど、
太陽が昇るのって、意外と速いのだ。


見ることは出来たとはいえ、
写真に収められなかったのはとても残念。
かなり美しいオレンジの光景だったから。泣

オレンジ色の景色が、
南アルプスの方まで広がっている。


露出の設定がちょっとおかしいと、
こういうふうに、すぐ暗くなってしまう。

日の出や日の入りの頃は、
速いスピードで刻々と露出が変わるので、
ちょっと注意が必要だ。


しばらくすると、雲海や雪渓が
朝日に染まり始めた。

モルゲンロートもちゃんと色が付くと
なかなか美しいもの。


稜線側の斜面は焼け方がイマイチ薄かった。


陽が少し上がってくると、
雲海がはっきりしてきた。

朝だか夕方だかよく分かんないねぇ。


しばらくして、中央アルプスの方を
眺めると、だいぶ雲海が白くなってくる。
上空にちょっと雲が多いねぇ・・・


折角なので、皆さんで記念写真。
こういう時は三脚があると便利〜


中央アルプスと南アルプスを
少し大きく撮ってみる。

雲海は良いんだけど、
背景がやっぱりちょっと白いねぇ〜


小屋の反対側へ行って、西側を眺めて見ると、
こちらも立派な雲海が広がっていた。
左奥には薄らと白山が見える。

手前の方は山が見えており、
何となく谷川連峰の雰囲気に思えた。


朝食前、お二人にコーヒーを頂いてしまい、
返すものが無かったので、持ち合わせの
高品質サプリメントをお渡しする。

食事前だから、
菓子とか食べない方が良いし〜 笑


五の池小屋は花が多いと、
今年のヤマケイに掲載されているのを、
小屋番さんに見せて頂いた。

あまり花ってイメージは
なかったんだけどねえ。

小屋番さんに挨拶して五の池小屋を後にし、
二人と一緒に御嶽山の山頂へ向かって出発。

摩利支天山分岐までの途中にも、
1 箇所だけ雪渓の所がある。
アイゼンは無くても平気だ。


摩利支天山分岐から、北側を眺める。

継子岳 と 継子二峰、
奥には 乗鞍岳 や 槍穂高連峰。


朝のうちはまだ雲が少なく、
北アルプスの山並みが見える。

やっぱり槍ヶ岳の尖がりは分かり易い〜♪


中央アルプス側。

今は雲海が良い感じだけど、
これから気温が上がると、
どんどん雲海が厚くなりそう・・・


サイノ河原付近から御嶽山を眺める。
とりあえず山頂からも景色はよく見えそうだ。


まだまだこの辺は一面雪の所が多い。
背景奥の中央は、南アルプスの甲斐駒ケ岳。


今日は二ノ池新館を経由して二ノ池に到着。

昨日よりはちょっとだけ雪や氷が
融けたような・・・ 気のせいかな?


青と緑を足して 2 で割ったような色が
なかなか神秘的で良い感じがする。

この時期ならではの光景。


横手道十字路へ向かって
一面の雪渓の中を歩く。

そして右側の斜面を登って
再び山頂へと向かう。


9 時ちょっと前に、御嶽山の山頂に到着♪
昨日より雲が多いねぇ〜!

二人は頂上山荘の所を近道しようとして、
逆にちょっと苦労したらしい。 笑


な〜んか北アルプスの山並みも、
もうすぐ見えなくなりそうだねぇ・・・
空は綺麗に青なんだけどね−


東側の雲海が、
もう二ノ池小屋の方まで入ってきている。

そのうち、ここの山頂も雲海にのまれて
何も見えなくなってしまうのかな・・・


昨日とは雲の様子がまるで違うので、
とりあえず、今日も記念写真は撮っておく。
これはこれで、なんか良い感じ・・・


田ノ原方面。
中央アルプスも殆ど見えない。

山頂で一緒になった別の登山者とも、
この後はもうダメそうですねぇ〜
ということで、意見が一致。


今日も相変わらず登山者は少なく、
私たち 3 人の他には 1 人しかいなかった。

その方も田ノ原からで日帰りの方だった。


小屋で一緒だった二人は、昨日山頂では
一緒でなかったので、最後に記念写真を残す。

二人は五の池小屋経由で先に下山されたので、
私も 10 時前に山頂を後にした。


横手道十字路のすぐ先ぐらいから雲海に潜り、
九合目付近では、すっかり周囲が真っ白になった。

雪渓とはいえ、降りはちょっと楽。
だけど何度が滑りそうにもなった。


明治不動付近から下で、
初めて今日、登山者とすれ違う。

山頂へ行くそうだったけど、
パッと見る感じ、なんか格好が軽そう〜
急雪渓もあるし大丈夫なのかな・・・?


女人堂でちょっと長めに休んで
パンとおにぎりを食べる。

おじさんが 1 人休んでいて、
上ですれ違った人たちと一緒だそうだが、
本人は山頂までは無理そうだから、
待っているそうだった・・・
待ち時間長過ぎないか?


虫が多く、暑苦しい樹林帯を降って
12:17 に、駐車場へ戻って来たけど、
相変わらずトイレの水は出ないねぇ。

ガソリンが心配だったので、温泉はパスして、
極力節約走行して無事スタンドで給油。

給油したは良いけど、それにしても
ガソリン価格が 181 円って、高いね〜
原油価格が高騰しているとはいえ、
少し前まで 130 円レベルだったのに・・・

給油前に右足が攣った時には、
少し焦ったけど、しばらくしたら回復。
これから東京まで走るのに、
右足に障害が出ては困るよ〜〜〜!!

ところで、なぜかエアコンの効きが悪い。
全然効いていない気がするけど、
なんでだろう・・・ ?

16 時半頃帰宅して、夜は所用で代々木へ。
都心の街中にいると、とても今朝 3000 m を
超える山頂にいたとは思えない感じがする。

ちょっとだけ慌ただしい感じがしたけど、
二日間とも良い天気に恵まれて
写真も撮れたし、良い山歩きだった。

一緒に行く筈だった翔さんは
どうしちゃったんだろうねぇ・・・ ?
来ていれば素晴らしい山歩きだったのにね。