山のコミュニティを眺めていたら、
平日に山へ行くイベントを見つけて、
何となく合いそうな雰囲気だったので、
一年振りに新しいコミュニティに
参加してみることに。
GW の東京は曇りがちだったけど、
GW が明ける頃は良い天気になりそうで
人も少なく良い山歩きが期待出来そう。
山歩きは間が 1 ヶ月も空いているけど、
体の方は大丈夫かな・・・
2008 - 05 - 07 ( 水 ) |
JR 奥多摩駅 中日原 鷹ノ巣山 六ツ石山 JR 奥多摩駅 |
今は朝が遅い生活なので、
JR 奥多摩駅に8 時過ぎなんて
果たして起きられるだろうかと
それだけがとても不安だったけど、
無事予定通りに出掛けることが出来た。
朝 6 時台前半の電車なのに、
新宿方面行きのホームには
もう通勤客が列を作っている。
翔さんとは今日初めて会う予定だけど、
JR 立川駅でお互いに同じ電車に
乗っていることが確認出来て一先ず安心。
電車は田舎へ向かう
方向なので空いている。
青梅付近からは、もうずっと座席が
沢山空いているガラガラ状態だ。
JR 奥多摩駅に 8:02 に到着した後、
翔さんと一緒にバスに乗り込む。
それにしても GW が明けているのに、
何でこんなに混んでるんだ??
土日はバスが東日原止まりだけど、
平日は鍾乳洞までバスが入るから楽〜
ここには水飲み場はあるけど、
トイレは無いみたい。
バス停のすぐ先に
鷹ノ巣山への入り口があり、
そこから稲村岩がよく見える。
この尖がりはよく目立つね〜
鷹ノ巣山までは 1100 m 程
登るのに、最初はちょっと降り。
勿体無い〜〜!!
杉林の中を進む。
降り切った所に、
日原川を渡る橋がある。
沢と緑が沢山あると、
清々しくて良いね〜
橋を渡ると、すぐ先から
いよいよ登りが始まる。
ここからしばらくは、
九十九折りの急な登りが続く。
しばらくして後ろを振り返ると、
さっきの川がもうあんなに下。
その先には、沢に沿って歩く
所があり、水がとても綺麗。
手は浸けなかったけど、
なんか冷たそう〜〜
小さな谷間に沿って歩く。
途中でちょっと道を間違えて
後ろの登山者に声を掛けて頂いたけど、
どちらからでも行ける状態だった。
正当な道にはちゃんとテープが巻いて
あったけど、ちゃんと見てなかった〜
下を向いて歩いていたら、
突然足元で蛇が動いたので
びっくりして声を出したら、
熊か!? とミニ騒ぎになった。
なんだ、蛇か〜 という話で
終わったけど、いきなり足元に
蛇がいたら、驚かないか?
しばらく沢沿いの道が続いたけど、
水量が少ないね。
朝の陽光を浴びているから、
周囲の緑は綺麗なんだけど。
新緑が深まってくると、
やはり透過光は美しい。
もう少し大きく撮れると良かったけど、
透過光の部分がちょっと遠かった。
沢から離れて、急勾配の斜面が続く。
こんな登りがずっと続くのか??
( え〜〜〜 嫌だ− 泣 )
ようやく最初の休憩ポイントの
稲村岩に到着する。
他の登山者も皆この辺で休んでいる。
この岩の先 5 分ぐらいの所が
最初に見た尖がり岩の天辺だそうだ。
ここまでコンパクトデジカメだけを
手に持って歩いて来たけど、
やっぱり手振れが気になるので、
ここで三脚を取り出して、
担いで歩くことに。
装着するカメラがコンパクトだから
重くなくて助かるけど、
見た目はとてもアンバランス。
重量バランスはとっても抜群よ〜 笑
遠くの景色を撮る時に
ズームレンズを望遠側に伸ばすと
絞りが閉じてくる為、
シャッター速度が遅くなり、
撮影には不利になるけど、
三脚併用だから全く問題無し。
登って来るにつれて、周囲の新緑の
色が薄くなってくるのが分かる。
後ろを振り返ると、
木々が疎らになっている。
でも林の中なので、陽射しが厳しく
ないから、そんなに暑くなくて良い。
途中、ピンクの花も所々咲いていた。
九十九折りの登りは、
だんだん無くなってきて、
やや緩めの斜面が増えて
くるから助かる〜〜
小腹が減ったので、
途中で休憩してミニランチ。
その後は、周囲の植生が変わってきた。
あまり美しい雰囲気ではないね。
ヒルメシクイノサワに到着すると、
鷹ノ巣山まで、あと 30 分と
書いてある。 道標ボロい・・・
最後にちょっと面倒な登り。
頭の上に遮るものがあまり
無いので、ちょっと暑いぞぉ。
どうやら先の開けた所が山頂らしい。
人の声も聞こえるし。
いよいよ、山頂かぁ〜〜〜?
期待に胸が膨らむ!!
お〜〜〜、 山頂到着だぁ〜〜♪
やっと着いた−!
時間は 12:15 頃で
おおよそ予定通り。
結構広いし見晴らしも良いね〜
人も少ないし。
道標は古いけど、
ヒルメシクイノサワの道標よりはマシ。
南東方向。
遠くには御前山や大岳山が見える。
南側。
向こうに見えるのは、三頭山かな・・・
南西方向。
遠くは、雁ヶ腹摺山かな?
左側に富士山が見えていたけど、
霞んでいてよ〜く
見ないと気付かない。
南側の斜面。 草原だったら、
寝っ転がると気持ち良さそう〜
この後はこちらへ降りる予定で、
手前の山が水根山。
昔、水根山のすぐ下まで
登って来て、横を巻いて
石尾根を降ったことがあった。
左手前の斜面の向こう側に
奥多摩湖があるみたい。
浅間尾根 や 赤指尾根。
遠くは霞んでいてよく写らないね。
西側の七ッ石山方面。
こちらも、七ッ石山から先は
歩いたことがある。
東京都の最高峰である雲取山は、
樹木の影になっていて少し見難い。
鷹ノ巣山 山頂 1737 m
わりと広いので、
土日祝で人が多い状態でも
結構休むのに困らない感じ。
出発前に、山頂で再び記念撮影。
山頂で 1時間半近くのんびり過ごし、
13:40 頃に山頂を後にする。
当初は榧ノ木尾根を降る予定
だったけど、石尾根を降って
奥多摩駅まで歩くことに変更。
柔らかめの土の道だね〜
振り返ると、
結構山頂が遠ざかっている。
降りだと進むのが早いよ。
勾配の無い道は歩くのが楽で良い。
こういう所なら
休むのにも良いねぇ。
気持ち良さそう〜〜〜
幅の広い空間は、
圧迫感が無くて良い。
この空き具合が
更に拍車をかけている。
後方は鷹巣山。
さっきよりもかなり降りて来た。
水根山は、もうちょっと〜〜
緩やかな降りが多い。
地図だと、水根山の山頂を
通過したことになるけど、
どこが山頂だか全然分からなかった。
ピークらしき所も無かったし
特に山頂の道標も見ていないし。
穏やかな道ばかりではなく、
勾配の厳しい所も出てくる。
狭い道はやっぱり
ちょっとウザいねぇ。
もう一つの南側にある
石尾根ルートと合流。
以前来た時は、左側に見える
南側の道を歩いて来て、
ここに合流した。
しばらくは、
穏やかで平坦な道が続く。
この先、六ツ石山の手前で一度降り、
そこから緩やかに登り返すことに。
前に来た時は 4 月頭だった為、
この辺の登り返し付近では
雪が融けきれてなくて
雪と泥でとても歩き難かったけど、
流石に 5 月だと全然問題ないね。
六ツ石山 山頂
1479 m
六ツ石山を巻いて
分岐に出たので、
すぐ上にある、
六ツ石山の山頂へ
行ってみることに。
すぐとはいっても、久しぶりの
登りはちょっと疲れるねぇ〜
山頂には予想通り誰もいない。
そりゃそうだ、もう 15 時前だしね。
ここの山頂も、結構広い。
こちらでも記念撮影。
山頂の道標を正面から撮ろうとすると、
見事に逆光になってしまうので、
少しずらして北向きに撮ることに。
六ツ石山分岐点に戻る。
さて、ここから再び
石尾根をどんどん降ろう。
たまに落ち葉の道も出てくる。
ミニ九十九折りの降り道。
この時間なので、他の人に
会うことは無さそうねぇ〜
広くて勾配の緩〜い下り坂は、
とっても楽で楽しい。
しばらく降って来ると、
少しだけどだんだん
緑が濃くなってくる。
ブナ林が美しい。
もう少し緑が深いと、
もっと綺麗な気がするけど。
正面は御前山。
三ノ木戸との分岐点。
いつもここでは真っ直ぐ進む。
以前の地図では右側の三ノ木戸へ
降りて行く道も実線だったけど、
最近の地図では点線になっている。
しばらく進んで、後ろを振り返る。
植生が綺麗に分かれていて、
南側は杉林であまり美しくないけど、
北側は新緑がとても綺麗。
しばらく杉林の中を歩く。
杉林を抜けると、
周囲が再び新緑の美しい木々に
囲まれるようになった。
予定では、 17 時半頃までには
JR 奥多摩駅に着けそうだけど、
どうだろうかねぇ・・・
ここからは急に暗い杉林。
周囲は結構な明るさなのに、
この先だけ何故か異様に暗い。
ちょっと不気味な感じ・・・
暗い林を抜けると、
今度は凄い落ち葉の道。
土がとても柔らかくて、
人工的に作ってあるような感じ。
夕方でも陽が当たっていると、
やはり緑が眩しい。
珍しく、木道に遭遇。
ここに来て、降りになってから
初めて後ろから人が来た。
左下にようやく町が見えて来たけど、
なんか随分と下の方にあるじゃないか。
JR 奥多摩駅まで結構ありそう〜
だいぶ足が痛くなっているんだけど・・・
やっと山道が終了して道路に出た。
以前来た時とは、
別の降り口になっているようね。
それにしても膝に
おかしな痛みがあって、
普通に道路を歩くのも結構辛い。
おかげで道路歩きが
死ぬほど長く感じた。
17:15 に JR 奥多摩駅に到着。
時刻表を見ると、17:21 に電車が出る。
タイミング良いね〜♪
顔洗う時間ぐらいは欲しかったけど。
青梅で立川行きに乗り換えると、
流石に立川までの間は
二人共寝てしまった。
翔さんとは立川駅でお別れして、
そこから先は、中央線+バスで帰宅。
普段は立川から先は
南武線と京王線を使って帰るけど、
足の痛みが激しかったので
出来るだけ歩かずに済むルートを選択。
立川から先の中央線は
平日のデメリットが出てしまい、
結構な通勤混雑じゃないか〜
流石にこの日は 23 時台に寝てしまった。