2000/07

南アルプス

北岳・間ノ岳・農鳥岳

2025 年秋に昔のプリント写真を
デジタル化したので、写真サイズを
大きくし枚数も大幅に追加しました。
文章も大幅に追記しています。
( 2026 年 07 月 )

一昨年・昨年と、北アルプスを
縦走したので、今年は南アルプスの
白峰三山を縦走してみることに。

南アルプスを三日間歩くのは
初めてだけど、天気が良ければ、
快適な稜線歩きが楽しめそうだ。

2000 - 07 - 19
( 水 )
千葉
新宿
甲府
2000 - 07 - 20
( 木 )
甲府
広河原
大樺沢
八本歯のコル
北岳山荘泊
2000 - 07 - 21
( 金 )
北岳山荘
北岳
北岳山荘
中白根
間ノ岳
農鳥小屋泊
2000 - 07 - 22
( 土 )
農鳥小屋
農鳥岳
大門沢
奈良田
身延
甲府
千葉


2000 - 07 - 19 ( 水 )    天気は忘れた

いつものように JR 新宿駅を
零時前に出発する電車に乗る。

電車で移動すると、
JR 甲府駅でバスに乗るまで、
時間が空いてしまうんだよな〜


2000 - 07 - 20 ( 木 )    晴れ 後ち 曇り

JR 甲府駅に着くと、乗り合い
タクシーのおじさんに誘われて、
タクシーで広河原へ行くことに。

最後の一人だったようで、
すぐに出発すると 4 時半前に
広河原に着いてしまう。 ラッキー♪


広河原を 4 時半過ぎに出発。
まだ暗くてヘッドランプが必要だった。

北岳の上に月が輝いている。


沢が涼し気ね〜


歩き出した時はまだ暗かったけど、
わりとすぐに明るくなった。


陽が昇って青空が見えてくると、
晴天の期待値が上がってきて
ワクワク感が増してくる〜♪


登って来た谷筋。


高山植物も咲いてるね〜


これは何の花かな・・・


前方にバットレスが近付いてきた。


大樺沢には
まだ雪渓が残っている。


左側の樹林帯。


正面にはなかなかの
尖がり岩があるね。


さっきと同じ花かな?


結構登って来た気もするけど、
まだ上から水が流れ出してる。


下ではあまり分からなかったけど、


登ってる登山者が結構いる。


右側には北岳バットレス。


ロッククライマーの人達には
人気の岩壁みたい。


梯子が出てきた。


八本歯のコルでは、
岩場を登って行くよ。


八本歯のコルは、
意外にきつくてバテてしまった〜


この谷筋を登って来た。


北岳肩ノ小屋と北岳山荘に
分かれる三差路に到着。

一昨年来た時は北岳のみの登山
だったから肩ノ小屋へ行ったけど、
今回は白峰三山の縦走なので
北岳山荘の方へ進む。


北岳の巻き道はお花が多い。

この付近で僅かだけど、
小雨に降られてしまった。


北岳にはここにしか咲いてない
北岳草という固有種の
白い花が咲いている。


北岳山荘が見えてきたけど、
稜線を境に綺麗にガスの
有無が分かれている。


ちょっとガスっぽくなったけど、
北側には北岳。


北岳山荘にはテント場もあるよ。


北岳山荘の赤い屋根が目立つ。


当時は気にもしてなかったけど、
鐘が設置してあったのね。


結構ガスが湧いているけど、
陽も差してるよ。


南の方は少し青空。


夕方になると、
本格的にガスが増えてきた。

明日はずっと稜線歩きだから
晴れると良いけど、どうかな・・・


2000 - 07 - 21 ( 金 )    晴れ 時々 曇り

山中に泊まっている時は
大抵眠れてないことが多い。

ちょっと外に出てみようかな。


暗いうちに外に出てみると、
月が綺麗に見えていた。


北東方向を見ると、
少しオレンジになっている。


テントの灯りも良い感じ。


長時間露光で明るく写ってると
思うけど、実際の肉眼で見た
光景はもっと暗かったと思う。


北東側の鳳凰三山の
方から陽が昇りそうね。


今日は天気良さそうね〜♪
\(^o^)/ \(^o^)/


結構明るくなってきた。


露出を下げてオレンジを強めに。


今日は南へ南下するけど、
昨日北岳へ行ってないから
今日は先に北岳へ行こう。


平野部の方は雲海みたい。


北岳へのルートは
それなりのゴツゴツルート。


振り返ると、今日進む予定の
中白根・間ノ岳が見える。


鞍部には北岳山荘。


麓はすっかり雲海ねぇ。


八本歯のコルとの三差路。


北岳 山頂  3192 m

現在の北岳の標高は、
再測量で 3193 m になっている。

北岳山頂でウエストポーチが
無いことに気付いてビックリ〜!

予備フィルムが無い状態だったけど、
ギリギリでフィルムが足りた。
( 良かった〜〜 )


右の山が仙丈ヶ岳。


遠景は中央アルプス。


仙丈ヶ岳の向こうの
遠景は北アルプス。


鳳凰三山。


こちらは南東方向。


白い花崗岩の甲斐駒ヶ岳。


中央は南八ヶ岳かなぁ・・・

ウエストポーチをどこかで
落としたのかな〜 と思いながら
北岳から降りて来ると、どうやら
ポーチを山荘の前で落としてた
らしく、山荘に届けられていた。

良かった〜 \(^o^)/


北岳山荘で一休みしてから、
中白峰付近まで登って来た。


中央左寄りが仙丈ヶ岳。


この後向かう間ノ岳。


方角からすると、
塩見岳の方向だと思う。


これどこの山だ〜? って
しばらく悩んでたけど、
方角からすると北側のようだし
山頂付近も似てるようだから、
たぶん北岳の山頂・・・


これは・・・ 仙丈ヶ岳かな?


これだけガスに巻かれたら、
山の判別は出来んよ〜


これは中央アルプスかなぁ・・・


山の形を見ると、塩見岳に
似てるような気がするけど・・・


間ノ岳の山頂に
人が沢山いるみたいね。


   中白根 山頂  3055 m


色んな種類の高山植物が
いっぱい咲いてる〜♪


紫色の花は鳥兜かな?


こちらは白山一花。


地形図を見てもやはり右奥は
塩見岳じゃないかなと思う。

稜線を左側へ行った付近が
北俣岳じゃないかと。


間ノ岳の山頂に着くと、
ややガスが掛かっているけど
農鳥岳へのルートが見えた。


間ノ岳の山頂付近に
三峰岳への三差路。


山頂標識の所で記念写真を
撮ろうとすると、背景が雲・・・

背景が青空だったら良かった
のに惜しい〜〜 (;´Д`)


農鳥岳の方は
少しガスが取れてきたかな。


正面の稜線は、横川岳や
伊那荒倉岳の稜線。


東の方向は雲海ね。


   間ノ岳 山頂  3189 m

現在の標高は 3190 m 。

当時の間ノ岳の標高は
国内 4 位の標高だったけど、
再測量により現在は北アルプスの
奥穂高岳と並んで国内 3 位。

山頂標識側はガスで
景色が見えず〜 ( >_< )


山頂では時折りガスで
周囲が見えなくなることも。


ちょっとガスが取れてきたかな?


3000 m クラスになると、
この時期でも場所によっては
まだ雪渓が残ってる。


農鳥小屋が見える頃になると、
徐々に天候が回復してきた。


西農鳥岳 と 農鳥小屋。


しばらく降りて行くと、
井川越へのルートとの三差路。


赤い屋根が目立つ
農鳥小屋に着いた〜


歩いて来た間ノ岳方面。


稜線上はザレ場的な感じだけど、
少し斜面の下の方になると
結構花も沢山咲いている。


少し陽が差してきたかな。


向こうの方にポツンと小さく
赤い屋根の建物が見える。


熊ノ平小屋かな?


紫の花は何だろう・・・


白い花も多いけど、白山一花
[ ハクサンイチゲ ]かな?


2026 年現在 GoogleLens で
検索すると、山吹とか金梅草が
沢山出てくるけど、この時は
たぶん信濃金梅かな〜 と
思ってたような気がする。

でも検索方法を変えたら、
信濃金梅[ シナノキンバイ ]
だと言ってくる・・・

やはり信濃金梅なのでは?


日差しが戻ってくると、
山沿いにはプチ入道雲。


背景は農鳥岳。


こちらは花崗岩が
特徴の鳳凰三山。


陽が西に傾いてきた。


西側の地平線の
上には雲があったので、
太陽は雲に隠れてしまったよ。


富士山は薄いけど見えてる。


上空の雲が少しオレンジに
染まり出してきたかな。


雲が無ければ空が綺麗な
オレンジになっていただろうな〜


そろそろ本格的な夕暮れかな。


雲が茜色に染まって美しいね〜♪


明日も良い天気だと良いけどな。


2000 - 07 - 22 ( 土 )      晴れ

今朝は早朝から歩こうと思って
いたので、昨日のうちに朝食の
代わりに弁当を頼んでおいた。

出発前に一緒になった方と雑談して
いたら、単独の方で一緒に出発する
ことになったので小屋の前で待って
いたものの、一向に姿が見えない
のでもう出発することに。

時刻はまだ暗い 03:40 頃で、
稜線に出るまではかなりの強風。


歩けないことはないけれど、
普通に気楽に歩ける感じの
風ではなく、結構強かったよ〜


ボチボチ歩いていると、
北東側の空がだんだん
オレンジ色になってきた。


東農鳥岳は富士山の
台座のように平坦ね〜


麓の方は綺麗な
雲海になるのかな・・・


だいぶオレンジが濃くなって
きたから、陽の出は近そうね。


ハッキリは覚えてないけど、
東農鳥岳の手前に西農鳥岳が
あるし、直角に近い感じでルートが
曲がるから、中央に写っている長い
のは西農鳥岳の山頂標識かな?

でもどうやら違ってるようで、
西農鳥岳はもう少し先みたい。


中央に少し見えるのが
仙丈ヶ岳で、右が間ノ岳。


左の間ノ岳の右横に頭だけ
見えるのが北岳で、右寄りの
花崗岩の山並みが鳳凰三山。


太陽が顔を出した〜♪


露出を落として撮ってみる。


左に北岳や鳳凰三山があって
夏至の一ヶ月後だから、
日の出の方向は東北東かな。


歩いて来た方を眺めると、
左寄りに間ノ岳、中央が北岳、
右奥遠景に南八ヶ岳。


南西側を眺めると、
たぶん右側が塩見岳、
左奥は・・・ 荒川三山??


左奥遠景の山並みは、
南アルプス新南部かな・・・


南の方の山は
よく分からんな〜


富士山見えてるし、記念写真。


さっき登って来たルート。
何か登山道〜〜 って感じ♪


西側には中央アルプス。


たぶん塩見岳から蝙蝠岳へ
向かう稜線じゃないかな。


東側は綺麗な雲海ね〜


先に見えてる高い所が
西農鳥岳かな・・・


北側の鞍部に、昨日泊まった
赤い屋根の農鳥小屋が見える。


結構登って来たって感じね。


東農鳥岳が近くなってきた。


ゴロゴロした荒々しい感じだけど、
特に危険ってことはない。


中央の尖がりが北岳。


東農鳥岳までは
もう穏やかな道みたい。


東農鳥岳に着いた〜 \(^o^)/


東農鳥岳 山頂  3051 m


幾重にも重なる
山脈の向こうに富士山。


東農鳥岳に来ると、
一気に東側の景色が広がるね。


向こうの方は霞んでる
だけかもしれないけど、
雲海のようにも見える。


富士山が美しい〜〜♪


中央は北岳。


中央が蝙蝠岳付近かな・・・

もしそうなら、鞍部の向こう
に見えてる遠景の山は
荒川三山の山かな?


これはどこの山かな?

右側から陽が当たってるから、
西又は北西方向だと思うけど・・・


東側は綺麗な雲海。


富士山の輪郭が綺麗ね。


霞んだ感じもするけど、
水墨画みたいで綺麗〜♪



農鳥小屋を出る時は風が
強くてどうなるかと思ったけど、
こんな景色が見られるとは・・・


鳳凰三山のオベリスク。


昨日登っていた北岳。


右側手前の山は
大唐松山かな・・・?


中央奥が富士山。

手前に幾重にも山が重なって、
水墨画みたいで美しい〜♪

あまりの景色の美しさに、
1 時間近くここにいた気がする。


東農鳥岳に来た時は
あまり人はいなかったけど、
すっかり登山者がいっぱい〜


この辺でも高山植物が
沢山咲いてるね。

白山一花や信濃金梅かな?


南アルプス南部の山々。

向こうの方の山々へ
行くのは大変そう・・・


登山道が見える右側の
小ピークは広河内岳かな?


大門沢の方へ降りるから
鞍部で左折して降る。


振り返ると、降りて来た道。


大門沢下降点の分岐に来た。
相変わらず富士山が美しい♪


ケルンや道標もあるね。


この道標、鐘が着いてるよ。


ここは本で見た時は華やかそうな
イメージだったけど、来てみると
誰もいなくて超寂しい・・・


さて奈良田へ降りるかぁ〜


この後奈良田まで降るけど、
結構ロングタイムよねぇ・・・


緑と青空が美しい・・・


樹林帯に入ると、
ちょっと涼しい〜 (^o^)


この時はたぶん、日光黄菅
[ ニッコウキスゲ ]かな〜 と
思っていた気がするけど、
GoogleLens は、野萓草
[ ノカンゾウ ]だと言ってる。

ユリ科の花なのは間違いなさそう。


それにしても降りが長い・・・


GoogleLens に尋ねると、
紫の花は、九蓋草
[ クガイソウ ]と言ってる。


水は流れてないけど、
沢だったのかな?


しばらくすると、水が流れていた。


朝だけどそこそこ暑いから、
日陰なのは助かる。


沢に丸太の橋が架けてある。


触ってはいなかったと思うけど、
触ったら水が冷たそうね〜♪


大門沢の小屋付近で
確か 10 時半頃だったけど、
あまりに長くてヘロヘロ状態に・・・

ナゲーよ!!


大門沢小屋を過ぎると、
登山道が沢沿いになってくる。


水の音も聞こえるし
勾配が緩和してきたから、
少し楽になって良かった。


再び涼しい木陰。


沢沿いだから、
吊り橋が多かったのね。


だいぶ降りて来たから、
もうそろそろだと思うけど・・・


樹林帯が終わると
ようやく車道に出たけど、
奈良田温泉までは
まだ舗装路の歩きがあって
足も痛かったし、きつかった〜!


奈良田温泉に着いて温泉に
入れたのは良かったけど、
ここからのバス便が少なくて、
何とバスはギュウギュウ詰め!

しかも JR 身延駅まで
何と 1 時間半も立ったまま
移動する羽目に。 (;´Д`)

白峰三山を降りて来た後に
この移動は本当にしんどかった〜

JR 身延から JR 甲府までの
各駅停車も長かったし、その先も
千葉まで長くて、再びしんどかった。