2025 年秋に当時のプリント写真を
デジタル化したので、写真サイズを
大きくし、枚数も大幅に追加しました。
また文章も追記しています。
( 2026 年 02 月 )
すっかり涼しくなり、山も秋の
衣替えが進んでいる今日この頃。
前回涸沢へ行こうとしたけど、私の
体調不良が原因で上高地散策
となってしまった職場の先輩が、
山に行きたそうな雰囲気だったので
急遽木曜日に山へ出掛けることに。
行き先は、3000 mクラスに近い
稜線へ行ける所で、前回阿弥陀岳
を逃したこともあり、そう大変でもない
ことから再度南八ヶ岳になった。
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2002 - 09 - 20 ( 金 ) |
千葉 下高井戸 中央高速 |
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2002 - 09 - 21 ( 土 ) |
中央高速 美濃戸 北沢 阿弥陀岳 赤岳頂上小屋泊 |
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2002 - 09 - 22 ( 日 ) |
赤岳 地蔵尾根 南沢 美濃戸 中央高速 下高井戸 千葉 |
木曜の夜、呑んで会社に泊まった
わりには、早朝から目が覚めて
しまって寝不足状態だったので、
金曜は昼で退社して夕方
うちで少し横になっていたものの、
イマイチ眠れずにまたしても
こんな状態で出発することに。
首都高速は予想通りに
前半スイスイ、後半ノロノロ・・・
でも足して 2 で割ると、22 時の
待ち合わせの 3 分前に到着。
先輩は予定よりも早く会社を出た
わりには 30 分ほど遅れて来たけど、
どうやら会社の帰りに新しい
登山ザックを買って来たみたい。
少しずつだけど、
山歩きの楽しさに入り込んで
いるような気配があるね〜
食料類をまだ購入してなかったので、
IC を降りてからコンビニで
買うつもりだったけど、美濃戸へ向かう
道路には全然コンビニが無くて、
IC の所まで戻って、買い物をして
再び美濃戸へ真っ暗な道路を走る。
それにしても街灯の一つもなく、
ほんと真っ暗でちょっと不気味な感じ。
道路は走り易くて良い道なんだけど。
バスの終点の美濃戸口からは
林道になるけど、今回は一度
走っていて道が分かってるのと、
一人じゃないから全然平気。
前回は初めてで一人だったし
時間もかなり深夜遅かったので、
疲れて大変だった〜
駐車して寝ようとしたものの、
冷え込んであまり眠れず・・・
朝、周囲が明るくなり
外に出てみると、結構冷えていて
車のガラスにも霜が降りている。
また天気も良かったから、
標高 1800 m付近ということを
考えると、今の時期なら当然か〜
山小屋 ”やまのこ村” で
おにぎりとお茶で軽く朝食を済ませ、
準備をしてから 06:15 頃出発。
上空は雲一つ無い青空〜♪
沢沿いのコースにはまだ陽が
当たらず、涼しい歩きが続く。
そのうち樹林の隙間から陽が射す
ようになってきたけど、上空には
いつの間にか薄い雲が広がり始め、
かなり速いスピードで流れている。
先輩はストックを1本持ってるのに、
いつも道で太めの木の枝を
見つけてずっと使っている・・・
今回もまだ沢沿いに入る前の
林道から、もう使っていたよ。
今回は先輩のペースに合わせて
ゆっくり歩くから、いつもと違って
後ろから来る人に追い越されて
ばかりだけど、歩程が長くないので、
全然気にならずにゆっくり歩けた。
それでも 2 時間かからずに
赤岳鉱泉に到着〜 \(^o^)/
テーブルで休んでいると、
先輩がおでんを買おうとしたものの
さすがにまだ 8 時頃だったので
出来てないと断られたそうで・・・
赤岳鉱泉を出ると、樹林帯の中を
35 分程歩いて行者小屋に到着。
前回来た時は小屋の東側に
テーブルとベンチがあったけど、
それらは全て姿を消していて、
テーブルとベンチは
北側の玄関へ移されていた。
新しい売店もオープンしていて、
この前来た時、小屋の人達が
工事をしていたのを思い出す。
赤岳鉱泉は登山者が少なかったけど、
こちらは沢山の登山者で賑わっている。
ここからちょうど綺麗に北アルプスの
槍穂高付近が見えているけど、
遠くに見える為、先日歩いた
槍穂高間がえらく短く感じるね。
しばらく休んで、9 時半頃
阿弥陀岳へ出発する。
今回は調子が悪いこともなく、
文三郎道の分岐を前回見送った
阿弥陀岳へのルートに入って行く。
危険な箇所は全然無いけど
勾配は結構あるので、
少し登るとどんどん行者小屋が
下の方に小さくなっていった。
あれは、くらげ雲かな・・・
道は歩き難いことはなさそう。
歩きながら左を見ると赤岳が見える。
左端は赤岳展望荘かな?
阿弥陀岳へ行った後に
この稜線で赤岳へ向かう予定。
稜線に登り詰めると
南側の景色が見えて、
遠くに富士山が見えた。
手前の山が権現岳。
ちょっと薄っすらしてるけど、
富士山は綺麗に見えるね。
赤岳の方を振り返ると、
向こうと手前ではだいぶ
山肌の感じが違うね〜
空を見上げると、頭上には
巻層雲が広がっていて、
北の方だけ青空になっている。
日本の南に低気圧が
近付いている影響なのかな。
中岳のコルに来ると、
皆さんここにザックを置いて
阿弥陀岳へ登っているようだ。
下から見上げると、
距離は大したことなさそうだけど、
なかなか急勾配のような気が・・・
同行の先輩は高所恐怖症が
あるので、もしかしたら途中の
鎖場で凝まってしまうかも・・・
恐怖感がある人は
どうしても急斜面になると
岩場に体を倒し過ぎるみたいで、
説明はするけど、頭では分かって
いてもどうしても怖くて安全な
側に逃げてしまうのだそうだ。
そして途中何回か戸惑いながらも
無事阿弥陀岳山頂に到着〜♪
山頂はまあまあ広くて
混雑もしてなかったものの、
雲が多くなって周囲の景色は
霞んだ感じになってきていた。
太陽光は届いているので
まあ晴れという感じはするけど、
青空のイメージは薄くなっている。
でも北側の方はわりと
青空が広がってたね〜 (^^)
南八ヶ岳の、横岳・硫黄岳方面。
こちらは北八ヶ岳方面。
中央が天狗岳、左奥が蓼科山。
画面左寄りは美ヶ原かな。
中央の遠景は北アルプス。
画面中央の降っている
尾根の途中が立場山で、
画面左奥のスキー場の
左隣付近が入笠山。
画面中央付近に西岳、
左奥の山並みが南アルプス。
中央左寄りが、
甲斐駒ヶ岳と摩利支天。
遠景が南アルプスで、
手前の左側が権現岳。
中央が権現岳で、
左奥に小さく富士山。
右奥の富士山と、
左端が後で行く赤岳。
赤岳へは後からこの稜線を
歩いて行くよ〜 (^o^)
空を見上げると、太陽の周りに
綺麗な光環が出ていて、
いかにも低気圧が
近付いてるという感じねぇ。
画像で見易いように後から
暗めの補正しているから、
肉眼ではもっと明るいよ。
しかしこの時間、これから向かう
赤岳の山頂に山仲間の Kubota
先生がいたとは、知る由もなく・・・
( 後日メールで発覚 )
先輩が小型の双眼鏡を持って
いたから眺めればもしかしたら
見えたかもしれないけど、
まさか知り合いがいるとは
思いもしなかった。
阿弥陀岳 山頂 2805 m
周囲の山々の写真を撮ったり
記念写真を撮ったりしていると
団体さんがやって来たので、
ボチボチ降りることに。
急斜面の鎖場等は、登りよりも
降りの方が危険だし恐怖感も
増すから、先輩は時間が
掛かるかなとちょっと心配・・・
でも停まってしまうこともなくて
無事にコルまで降りて来れた。
少し休んで、今度は中岳へ。
傍にいた人達が中岳の方を見て、
大切戸の長谷川ピークみたいだと
言ってたけど、確かに切れ落ちて
いるようにも見えたよ。
ここのピークはあっという間に過ぎて
ザレた感じの斜面を一度降りると、
コルでしばらく休憩してから、
赤岳までの最後の登りに進む。
ザラザラの斜面をジグザグに登ると、
前回横になってしまった
文三郎道の分岐があって、
ここで少し休んだ後にしばらく登ると
登山道は岩場鎖場へと変わり、
先輩にとっては今日最後の難所。
岩場を登り始めると、いかにも
職人さんという格好の人と
少し話したけど、何とこの後に
山頂の小屋の補修工事の
仕事があるそうだった。
当初資材と一緒にヘリで来る筈が、
人間は歩いて来いということに
なってしまったんだって〜〜
お疲れ様です・・・
美濃戸から上がって来たそうだけど、
ルートを間違えて阿弥陀岳へ
行ってしまったそうで、素人には全く
大変だよと、お疲れの様子だった。
好きでもない人に 7 〜 8 時間も
山道歩けというのは可愛そうだし、
そりゃそうだよな〜 と
ちょっと同情してしまった。
赤岳直下の岩場を先輩もゆっくり
何とか停まることなく進んで行く。
しばらく登っているとガスが出て
太陽が隠れてしまい、頂上直下の
小海線側が見える辺りまで来ると、
風が強くなり少し寒くなってきた。
でも小海線側の町には
陽が射しているのが見えたよ。
ここまで来ると
もう山頂はあっという間だった。
山頂では残念ながら曇りの天気に
なってしまったけど、阿弥陀岳で
まあまあの天気だったので、
あまり残念な感じでもなかった。
しばらく山頂にいると寒くなったので、
小屋へ行って受け付けを
済ませてビールを呑み始める。
寒くてもビールは呑むよね〜
私達は呑んべだし。 笑
前回来た時は客が少なかったけど、
今日はそこそこの人数いるみたい。
談話室を兼ねている食堂は、
お酒等を飲んでいる人達で
結構賑わっている。
呑みながら窓の方を何度も見たけど、
今日はもう景色は見えない感じ。
酒好きの先輩は運動したせいか、
缶ビール 1 本目から赤い顔に・・・ 笑
その後しばらく布団で
横になって、その後夕食。
食事が終わって、日の入りの
20 分程前に外に出てみると、
東側のガスも消えて多少霞んでは
いるものの、奥秩父方面の
山々も見えるようになっていた。
その後小屋で呑んでいると、
先輩が外の暗闇の中に明かりが
見えるというので外に出てみたら、
何とガスが引いていて
下の町が見えていた〜 (^^)/
本来ならかなり寒いと思うんだけど、
低気圧が近いせいなのかそんなに
寒くもなく、長袖 1 枚で外にいられた。
部屋では客が横になってびっしり並んで
いたけど、私達の隣は空いていたので、
全然窮屈なことなく楽に寝られた〜
2 晩も睡眠不足が続いていたので
今夜は眠れるだろうと期待してたのに、
相変わらず駄目だった〜 (;´Д`)
( う〜ん、不思議・・・ )
私達の部屋には 60 人ぐらい客が
いたようだけど、皆さん静かだった。
普通これだけの人が同じ空間にいると、
絶対鼾や歯軋りの激しい人がいて
煩いものだけど、今日は静かだなぁと
ちょっと感動していたのも束の間、
その静寂を思いっきり破ったのが
よりによって横で寝ている先輩・・・
ガチョ〜〜〜ン!!!
すぐ隣からどデカい鼾が〜!
そういえば先輩は確か
蓄膿症だったような・・・
眠りが浅くなると静かになるので、
何回か軽く起こすかとも思ったけど、
仏様のように心の広い私には
とうとう出来なかった〜〜
気が小さくて出来ないという
言い方も出来るけど・・・ 小笑
翌朝外に出てみると、ガスに巻かれて
何も見えないかもという予想に反して、
周囲の山々がずっと見えていた。
富士山の頭は見えないねぇ。
しかし上空は高層雲で
ビッシリ埋め尽くされていて、
天気予報の通り、昼頃には
雨が降ってきそうな気配。
昨日、右下から左の
阿弥陀岳へ登って来た。
右側が、中岳&阿弥陀岳。
右下に赤岳展望荘、
左奥が蓼科山。
皆さん居る所が赤岳山頂。
南側は権現岳へ続くルート。
遠景の中央が甲斐駒ヶ岳。
左が北岳で、中央右寄りが
仙丈ヶ岳じゃないかな?
この画像は、右奥が雲に
隠れた富士山かなとも思って、
GoogleStreet の画像も
見たけど、ハッキリしなかった。
まあまあ遠くの山まで見えて
いたので、曇り空ではあったけど、
写真を撮ってボチボチ
赤岳展望荘の方へ降りることに。
下に見えてるのが赤岳展望荘。
朝方は富士山の山頂付近は
高層雲に隠れていたけど、
展望荘に着く頃には富士山も
全部見えるようになっていた。
赤岳展望荘では工事をしていて、
新しい建物を造ってるみたい。
ちょっと休憩してから、
地蔵尾根分岐の方へ向かう。
しかし横岳付近はいつ見ても、
ゴツゴツした岩稜帯ね〜
分岐からは鎖や梯子が
結構続く急勾配の降りで、
ちょうど良い時間帯だったせいか、
下から登って来る人達も結構いた。
分岐から少し降った辺りで
赤岳の方を眺めると、
切り立った岩場が目の前に
広がって、なかなかの迫力。
降りている登山道も、結構急勾配。
階段が作られてる区間もある。
いやいや、なかなか急よ〜〜
急勾配の降りをどんどん
降って来て、森林限界に。
全体的に紅葉はまだだけど、
なかには一部赤く色付いた
木々の葉もあった。
また緑の葉も少し黄色く
色付いてきているものも
結構多く見られた。
そのうち完全に樹林帯の中に
入って薄暗い道を進んで行くと、
行者小屋が姿を現した。
玄関の広場は、相変わらず
登山客で賑わっているね〜
よく見ると、ここのテント場は
結構あちらこちらにテントが
バラけて張られていて、
おいそこは本当にテント場か?
と思うような所にも
結構テントが張ってあった。
ベンチで休んでいる時に、
先輩にチョコレートどうですかと
言ったら、降りたらすぐ岩魚と
ビールを注文するからいい、と
気合いの入った返事。(^_^;)
兎にも角にも、ビール最優先の
素晴らしい先輩なんだよねぇ。
少し休んでから用意をして
8 時半頃に、今度は南沢沿いの
コースを降り始めると、登って来る
人はまだ少なく静かな歩きが続く。
苔むした樹林帯の風景を見てると、
いかにも八ヶ岳という感じ。
天気は雨が降ってきそうだけど、
お陰で全然暑くなくて助かった。
長袖を着て少し暖かいぐらいかな。
前回ここを登って来た時は
具合が悪かったせいか、周囲や
道の様子をよく見てなかったようで、
歩きながらこんなに石がゴロゴロ
した歩き難い道だったかなと思う。
このコースも後半になると、
下から登って来る人と
結構すれ違うようになった。
先輩は相変わらず、お気に入りの
木の枝をフル活用して降ってる。
そのうちポツっと雨が落ちてきた。
樹林帯の中だしあまり気になる
程でもなかったけど、だんだん
雨が小雨に変わってくると、
自然と歩く速度が速くなる。
前回登る途中で休憩して
バテ気味だった所を通過して
いたので、20 分程で着くだろうと
思っていたら、勘違いだったようで
なかなか登山口の美濃戸
山荘は見えて来ず・・・
確かにもう少しの筈なので、
レインウエアは着たくないと
思いながら歩いていると
堰堤に出て、やっと山荘の赤い
屋根がすぐそこに見えてきた。
そして本降りになる前に
”やまのこ村” まで歩き、荷物を
車に入れて一休みになった。
先輩は岩魚とビール、
私は運転なのでお茶とたこ焼き。
時間も 11 時頃で
ちょうど小腹が減ってたから、
結構美味しく頂けた〜♪
そして ”やまのこ村” を出発する
頃には雨はもう止んでいた。
帰りは ”やまのこ村” で教えて貰った
ホテル八峰苑の < 鹿の湯 >
という温泉に寄り道。
500 円にしては広くて良い
お風呂だったけど、大広間は
宴会や昼寝の人でいっぱい。
先輩は相変わらず、美味そうに
またビールを飲んでいる〜
( ほんと好きなんだよねぇ− )
帰りは昼飯食べる所を探しながら
しばらく下道を走り、20 号線沿いの
店で山梨名物の ほうとう を食べる。
店のレジ前にカレンダーがあって、
そこには仙人池から見た剱岳の
美しい紅葉の写真があった。
帰りの中央道は 3 連休まだ中日
なのに結構混んでて、東京都に入る
頃にはすっかり暗くなってしまった。
その後もそれなりに渋滞している
との情報だったけど、首都高速に
入る頃には解消していて、
20 時半頃には帰宅出来た。
夜、天気予報を見ていたら、
関東の南東海上を台風 19 号
が通過して行くという情報に
なっていて、ちょっとビックリ。
南海上にいるのは熱帯低気圧
だ思ってたら、いつの間にか
台風になっていたのねぇ。
その夜は流石に落ち着いて
よく寝ることが出来たよ。