2002/07

北アルプス

涸沢

2025 年秋に当時のプリント写真を
デジタル化したので、写真サイズを
大きくし、枚数も追加しました。
また文章も少し追記しています。
( 2026 年 02 月 )

例年と違って台風が次々と
やってきた今年の 7 月。

例年通りに梅雨明けするのか
少し不安もあったけど、海の日辺り
から続々と晴れの予報が続き、
梅雨明けが期待出来そうなので
久しぶりに山へ出かけてみることに。

行き先を決めかねていたものの、
夏の涸沢はまだ行ったことがなく、
穂高の稜線の縦走もまだやって
ないので、今回は涸沢から、
北穂・奥穂・前穂・岳沢 の
コースにするつもりで出掛けてみた。

2002 - 07 - 20
( 木 )
千葉
松本
沢渡
2002 - 07 - 21
( 金 )
沢渡
上高地
横尾
涸沢小屋泊
2002 - 07 - 22
( 土 )
涸沢
横尾
上高地
松本
中央道
千葉


2002 - 07 - 20 ( 木 )    天気は忘れた

前回のような疲れ方にならないよう
今回は出発時間を早くして、
20 時半頃に家を出て中央道へ。

沢渡に 00:45 頃到着すると、
わりとすぐに眠ることが出来た。


2002 - 07 - 21 ( 金 )  雨 後ち 曇り 後ち 晴れ

早い時間に一度目を覚ましたら、
予報と違ってジャガジャガと
強い雨が降っている・・・ ( >_< )

しかし、気にせずまた寝てしまう。

5 時前に再び目覚めた時には
雨も小降りになってたけど、
青空はまだ見えない。

今回は昨年のようにダラダラとバスを
やり過ごすことなく、すぐに支度をして
ちょうど来たバスに乗って上高地へ。

途中、いつもならよく見える穂高連峰も
ガスに包まれて全く見えないうちに
BT に着くと、外は細かい霧雨状態。

晴れるかなぁと思いながら出発すると、
ビジターセンター付近で雨が降ってきて、
諦めてレインウエアを着て歩き出す。

上高地を出て歩いていると、
続けてやってきた台風のせいか
木々が倒れていたり、増水して
沢が道を横切っている所もある。

青空はなかなか姿を見せず、
小雨がパラパラ降ってきたり
時折り弱い陽射しがあったり
する変わり易い天気。

それでもようやく横尾付近から
青空が顔を見せるようになり、
本谷橋に向かう頃には空の
半分以上が青空になってきた♪

このルートは谷間なので
風が吹かずに陽射しだけを
受けると、結構暑いんだよねぇ。

しかし穂高の稜線は
依然としてガスが取れてなくて、
鈍よりしているのが気掛かり・・・


本谷橋まで来ると、前回見た豊富な
雪渓はかなり融けてしまっていて、
上部に少し見える程度に減っている。

休憩を取っている間に沢の水に手を
浸けてみると、流石に秋の頃と違って
雪解け直後の水はかなり冷たく、
少し浸けてるだけで手が痺れそう。

ここまで特に具合が悪いこともなく、
この調子なら昼頃には涸沢に着けそう。

前回のことを考えると、少しホッとする。


この先もすっかり夏道になっていて
普通に登って行けるけど、
涸沢ヒュッテの鯉のぼりが見える
付近から急に休むペースが早く
なってしまい、運動不足の効果が
出たことを実感させられる。

下からは涸沢カールいっぱいに
雪が残っているのがよく見えて、
早くテント場まで行こうと
登って行くと、分岐の手前にも
雪渓が大きく 2 箇所残っていた。


ようやくテント場付近まで来ると、
梅雨明け直後でテントが
結構多いのかと思っていたら、
意外にテントは少なめ。

まだ 13 時過ぎだからかなと
思ったけど、結局その日は
ずっと少ないままだった。


涸沢ヒュッテは泊まったことがあるけど
涸沢小屋には泊まったことが無く、
2 年程前に改築されたこともあり、
今回は涸沢小屋に泊まることに
してテラスへ上がって行く。

小腹が減ってたからラーメンを
食べた後に生ビールを注文したら、
おばちゃんがちょっと失敗したらしく、
泡が多くなったと言って更にジョッキを
出して半分程ビールを追加してくれた。

なんて良い人なんだぁ〜!! と
思って感動してしまったよ。

部屋に戻ると、既に数人の同室の
客が横になって寝そべっている。

ビールを飲んだ後で自分も少し横に
なりたくて部屋に戻って来たけど、
あまりスペースが無く、端で小さく
なって何とか横にはなったものの、
何となくちょっと窮屈・・・

お前ら少しは他人の事も考えんかい!

しかし同室の客がハズレだったのは
これだけでなく、更に起きた後の
馬鹿デカい声でのお喋り。

他にも軽く寝てる人がいるのに
全然気にもせずお構いなし状態。

テントと違って、小屋ならではの
デメリットだなぁ〜 と思ったよ。

小屋が新しくて食堂もピカピカだけど、
全員が席に着くと通路が無くなり、
奥の人達が出るのに苦労する羽目に。

これは設計ミスか、それとも山岳施設
ならではのスペースの節約なのか・・・

食後しばらく外でカールを眺めた後、
TV の天気予報を見に行く。

多くの人達は静かに TV を見てるのに、
ここでもおじさんおばさん連中の
マナー無視の態度が威力を発揮。

天気予報が始まっているのに、
一番前の数人がずっと喋っていて
煩くてしょ−がない!

どうしてああも、
他人の迷惑を気にすることが
出来ないのか不思議でならんよ。

予報では、長野、松本、飯田と、
平野部は軒並み、晴れ晴れ晴れ。

暑くなるらしく、最高気温も
松本で 34 度の予想。

長野のローカル天気予報は、
通常の平野部に続けて
山の天気予報をやるから良い。

しかし北アルプスの山々は、
どこも曇りで一時雨だの霧だの・・・

やはり梅雨前線の影響から
まだ抜け切れてない様子。

唯一北岳のみ太平洋高気圧の
勢力下で、晴れ & 夕立有り
程度の予想だった。

部屋に戻ると皆さん既に
就寝状態で、私が最後みたい。

布団は綺麗に敷いてあったけど、
私の分の掛け布団が無く、
仕方ないのでそのまま無しで寝る。

全然寒くなかったので
困りはしないけど、なんだかなぁ。

夜中に何度か外の方を見たけど、
穂高の稜線はガスが掛かっている
ようで、スッキリしない夜だった。


2002 - 07 - 22 ( 土 )      曇り

翌朝、穂高の稜線を見ると
相変わらずガスが掛かっていて、
時折り青空がチラっと見える程度。


食事の前後も外に出て
ずっと空を眺めていると、
上空は結構青空が広がってるけど
どうしても穂高の稜線にガスが
纏わり付いて取れそうにない感じ。


天候回復の見込みが薄そうなので
穂高の稜線に上がるのを諦めて、
まだ 7 時前だけど、
今日はもう下山して帰ることに。


涸沢は陽が当たって良い天気
なんだけど、穂高の稜線はねぇ・・・


少し青空が見えることもあるけど、
いつガスってもおかしくない気も。


今回の記念写真は
涸沢ぐらいかな・・・


パノラマコースはまだ歩いたことが
ないコースなので、こちらを下山の
コースにしようかと思っていたけど、
東の方を見ると、青空は多いものの
どうもレンズ雲崩れみたいな雲や
吊るし雲らしき雲があちこちに
見えていて、なんか怪しい・・・

ということで、来た道を
そのまま下山することに。

下山中、S ガレ付近から振り返ると、
穂高の稜線にはやはりガスがへばり
付いていて、上空も高層雲のような
薄いグレーの空模様といった感じ。


本谷橋まで降りて来たけど、
やはり天気はパッとしないみたい。

お昼頃に上高地に着くと、
穂高連峰は見えてはいたけど、
高層にはグレーの曇が
広がったままだった。

帰りはよく寄る温泉でお風呂。

中央道を走る頃には晴れてたけど、
やはり山沿いの空は雲が多くて
ハッキリ見えない空模様だった。