2001/05

北八ヶ岳

根石岳・東天狗岳

2025 年秋に昔のプリント写真を
デジタル化したので、写真サイズを
大きくし枚数も大幅に追加しました。
また文章も追記しています。
( 2026 年 04 月 )

Kubota 先生に誘われて、
初の残雪期登山へ。

5 月といっても槍穂高クラスは
まだまだ冬山と同レベルな為、
初級者でも行けそうな北八ヶ岳。

2001 - 05 - 03
( 木 )
JR 松原湖駅
稲子湯
しらびそ小屋
2001 - 05 - 04
( 金 )
しらびそ小屋
夏沢峠
東天狗岳
黒百合平
渋の湯
2001 - 05 - 05
( 土 )
渋の湯
JR 茅野駅
千葉


2001 - 05 - 03 ( 木 )      曇り

今回は電車で小海線の
松原湖駅まで来た。


駅からタクシーで稲子湯の
先のゲートまで入って
そこからが山歩きの予定。


タクシーを降りると雪景色で、
SKI 場に来ているような気分。

準備を済ませて軽アイゼンを
着けると、登山道へ入って行く。

雪道歩きは大変という
イメージがあったけど、
歩いてみると意外とそうでもない。

今日はしらびそ小屋までなので、
雪道を考慮しても、おそらく
2 時間半程度で着くだろう。


普通ならだんだん暑くなって
くるけど、流石にこれだけ周囲に
雪があると、やや涼しい感じで
思ったより快適に歩ける。

路面もゴロゴロした道より、
雪でフラットになった方が楽に
歩けるというのがよく分かる。

途中たまに急な斜面もあったけど、
危険な箇所も無く、
無事にしらびそ小屋が見えてきた。


しらびそ小屋に入ってみると、
畳みの下の狭いスペースに
潜り込むようにして犬が眠ってる。

寒いから暖炉の傍なのかな。


小屋に人の姿は見えず、
山小屋特有の光景が
目に入ってくる。

周囲に畳みのスペースがあり、
中ほどには薪でお湯を
沸かせるスペースがあった。


小屋の前の池は凍ってるみたい。


本で見ていたしらびそ小屋は
無積雪期の写真だったから、
深い緑に囲まれた喉かな
雰囲気という印象だったけど、
今は周囲を雪に囲まれている為、
ちょっとイメージが違う。

煙突から煙が昇る光景は、
喉かな雰囲気を感じさせてくれる。


私達の部屋は新館で、
最近増築したらしく本館と
比べると明らかに新しい建物。


夕食の後、新館の団欒スペースで
しばらくお酒を飲んでいたら、
コタツだったせいか
早めに眠くなってしまった。


2001 - 05 - 04 ( 金 )      晴れ

朝起きて窓から外を眺めると、
鳥が来て鳴いている。


ミドリ池は凍っているけど、
薄氷で上は歩けないらしい。


朝食まで少し外を散歩。


朝食を待っていると、
窓の外のリス用の施設? では、
沢山のリスが動き回っている。


ここはリスが沢山いることで有名で、


あちこちでリスが走り回ってる〜


朝食の頃は、まだ外は
曇った感じの空だったけど、
私達が小屋を出発する頃には
青空が広がりつつあった。


しらびそ小屋を出ると、
殆ど登り降りの無い登山道を
本沢温泉方面へ歩いて行く。


浅めの樹林の中だけど、
時折り少し開けた場所に出ると、
青空の下、白い雪が眩しい。


本沢温泉に着くと、
ガランとしていてとても静か。


テーブルベンチの所で記念写真。


野天風呂は日本で一番
標高の高い所みたい。


ちょうど山小屋では一番人が
少ない喉かな時間帯。

ここから夏沢峠を周るか、
白砂新道で近道するかの
決断を迫られたけど、
白砂新道は雪が多くて無理そう。

小屋の人の話では、
今の時期の白砂新道は雪が
深過ぎてとても無理だそうだ。

実際に Kubota 先生が
白砂新道に入ってみたら
やはり無理そうということで、
素直に夏沢峠へ向かう。


こちらも樹林帯の緩やかな
歩きだけど、夏沢峠の手前の
急勾配はちょっと大変だった。


夏沢峠では晴れ間も無くなり、
寒々しい白い空が広がっている。


小屋の方を見ても、
営業しているのかしてないのか
分からないぐらいひっそりとしている。
( な〜んか、かなり寂しい・・・ )


ここはすぐ南側に硫黄岳が
見える筈だけど、ガスで見えたり
見えなかったりしている。

たまに見えると、どう見ても
マッターホルンのように見えるけど、
気のせいだろうか?

確か硫黄岳は平坦な山だって
書いてあったと思ったけど・・・


夏沢峠から箕冠山付近までは、
稜線沿いに樹林の狭い道が続く。


根石山荘付近からは
すっかり開けた景観になるものの、
周囲はまだまだ雪景色。


根石山荘まで来た。
そして次は根石岳ね〜


   根石岳 山頂  2603 m


向こうに南八ヶ岳の赤岳、
中岳、阿弥陀岳が見えている。


根石岳山頂で休憩を取り、
コーヒーを沸かして一息。


根石岳から少し降りがあった為、
ダブルポールを使ってみたけど、
雪用のバスケットを
着けてなかったのでイマイチ。
( 雪の中にのめり込んでしまう )

遠くを見ると、下界はわりと
晴れているようだけど、
こちらはしっかり曇っている。


しかし殆ど風が無いので、
ポカポカ陽気とまでは
いかないが全然寒はくない。


中央は蓼科山。


稜線沿いに進むと、
程無く東天狗岳に到着〜


東天狗岳 山頂   2646 m


空が青でないのが少し残念だけど、
一応周囲の山並みは見える。

南八ヶ岳はここより険しいから、
きっとまだ今頃の時期は
大変なんだろうなぁ〜 と思う。

東天狗岳からは
稜線に沿って降って行く。


途中鎖場もあったけど、
問題無く通過出来た。


天狗の奥庭経由ではなく、
中山峠回りで黒百合平へ。


中山峠から東側を見下ろしたら、
今朝出発したしらびそ小屋が
見えていた。


黒百合ヒュッテの前には、
カラフルなテントが並んでいて、
学生さんも結構いるようね。


ここで少し休んでから、
渋の湯を目指して樹林帯の
中をどんどん降って行く。


樹林帯を降って行くうちに、
途中から陽が射すようになってきた。


黒百合平を出る時は
一面の雪景色だったけど、
渋の湯が近くなる頃には
雪もだいぶ減っていた。


この日は渋の湯の宿に宿泊。


お風呂が温いのが
ちょっと問題だね〜

私は温くてもわりと平気だけど、
熱いのが好きな Kubota 先生は
かなりご不満の様子だった。


2001 - 05 - 05 ( 土 )      晴れ

翌日は朝から良い天気〜

帰りのバスの中から山を見ると、
山にはガスが掛かっている。

いつも稜線上は良いお天気
とはいかないみたいね。