1997/06

尾瀬

尾瀬ヶ原

プリント写真が出てきたので
デジタル化して記録を新規作成。
作成は 2025/07 。

28 年前で詳細は覚えて
ないから、簡易記録な感じ。

東京近郊の日帰りハイキング
しか行ってなかったけど、
行ったことなかったから少し
遠出して尾瀬へ行くことに。

遥かな尾瀬〜 遠い空〜♪ で
有名なあの尾瀬ね。(^o^)

ところがスタート直後から
まさかの想定外のトラブルが!

普通ならイベント自体が飛んで
しまうかもって感じの状況だけど、
この時はあっさり回避策を使い、
結果的にその方が良かった
という結果になったから、
まあこれはこれで良かった。

1997 - 06 - 15
( 日 )
千葉 > 新宿 > 千葉
関越道
吹割の滝
尾瀬戸倉
鳩待峠
山ノ鼻
ヨッピ吊り橋
東電尾瀬橋
見晴らし十字路
1997 - 06 - 16
( 月 )
見晴らし十字路
竜宮十字路
山ノ鼻
鳩待峠
尾瀬戸倉
関越道
千葉


1997 - 06 - 15 ( 日 )      曇り 時々 晴れ

この時は前夜発の一泊二日で
夜行バス利用で行く計画。

宿も全て含むツアーだったか
バスや宿を個別予約だったかは
覚えてないけど、バスの予約は
一緒に行く K 君が予約。

小屋は問題無く泊まれたから
別々に予約してたと思う。

23 時台に新宿発だったので、
二人で西新宿のバス乗り場へ
行ってバスに乗ろうとすると、
予約されてないらしい・・・ え?

係員の話では、土曜夜発で
日曜月曜の筈なのに、
予約内容が月曜火曜になって
いたそうで、目の前のバスには
乗れなかった〜 (◎_◎;)

つまり K 君の手配ミス。

本人はかなり落ち込んでたけど、
何故かこの時は、こんなことも
あるさぁ〜 と、そこまで深刻な
気分にならなかったのが不思議。
何でか分からんけど。

さてどうしようかって話だけど、
あっさり、じゃあ一旦帰って
マイカーで行けば良いじゃん〜

ということで千葉へ戻った後、
マイカーで向かうことになり、
関越道で群馬方面へ。

通り道でもバスだったら
寄り道してたかは分からんけど、
マイカーだと自由なので
吹割の滝に寄り道する。


この時は夏至直前だし、
移動に手間取って夜中になって
いた上に、東日本で日の出も
早かったから、たぶん着く頃には
明るくなっていたと思う。


吹割の滝は、2000 年の
大河ドラマで評価の高かった
葵徳川三代のオープニングに
使われていた場所。


吹割の滝


吹割の滝は別の機会にも
来たことがあるけど、その時は
大雨の直後だったかで増水
していて、全部水面になって
いたから滝は見られなかったし、
そもそも遊歩道が水に浸かって
いて降りることが出来なかった。


だから、この時は滝を見る
ことが出来て良かった。


吹割の滝にいた頃はまだ
だいぶ早朝の時間だったと
思うけど、鳩待峠に着いた
頃はもうすっかり普通の朝。


鳩待峠の休憩所。


鳩待峠から山ノ鼻までは
あまり勾配の無い
ゆったりした山歩き。


山ノ鼻に着くと、よく目立つ
ビジターセンターがあるね。


すぐ先へ行くと、鳩待峠、
至仏山、尾瀬ヶ原 へ
分かれる三差路がある。


ここはすぐ近くに軽く散策の
ような感じで周辺を歩ける
ようにコースが出来ていて、
行きか帰りか覚えてないけど、
うっかり至仏山の方へ少し
歩いて行った記憶があるよ。

少し歩いておかしいと気付いて
すぐに引き返して戻って来た。


ここから尾瀬ヶ原の湿原地帯の
中へ入って行くと、もう勾配の
無い平坦な木道歩きが続く。


何だか見た目だけは
立派なカメラマンって感じねぇ。

実は一眼レフカメラを買って
まだあまり年数経ってない
インチキカメラマン。笑


背景の山が至仏山で、
標高は 2228 m。

この頃はまだ単なるハイカーで
登山者な感じではなかったから、
至仏山を見て、あんな高い山
とても登れんなぁ〜 って
思ったような気がする。

というか、そもそもちゃんとした
山へ登ろうなんて発想が
まだ無い時代だよ。(^_^;)


あの白いのは
水芭蕉なのかな・・・


木道の上は水平だから、
三脚の水平も取り易いし
写真も取り易いんだけど、
向こうから登山者が来ると
避けないといけないし
写り込まれちゃうんだよねぇ。


この辺りに来ると、
周囲に池塘が出てきた。


ハイカーが縦列で
歩いているのを見ると、
尾瀬〜 って感じよね♪


向こうに見える山は燧ケ岳。


池塘の先に一本だけ
木が立っているけど、
何か目立つねぇ。


小さな白い花がいっぱい〜
この花は何だろう?


分岐から北側へ入って、
ヨッピ橋の方へ行ってみよう。


ヨッピ橋に来た。
ちゃんとした吊り橋ね〜


この辺で標高 1400 m
ぐらいあるんだね。


吊り橋で記念写真。


見晴らし十字路へ行くけど、
北側のルートで行ってみよう。


大人数だと集合写真は
ちょっと撮り難いね。


東電小屋が見えてきた。


東電小屋から振り返ると、
歩いて来た木道が見える。


しばらく歩くと、三条の滝へ
向かう三差路に出た。


三条の滝へ行ってみようと
したけど、やや遠そうだった為、
途中の平滑ノ滝が見える
所まで来て、戻ることに。

実は正確には覚えてなくて、
三条の滝は行ってなかった
ような気がしたけどなぁ・・・と
思いながら Web を見たら、
平滑ノ滝がこの写真とそっくり
だったので分かった。(^_^;)

また三条の滝までの道は、
泥濘が多くて大変そうだった
から止めたのもあったと思う。


さっきの三差路まで戻って
ちょっと一休み♪


三差路から少し歩くと、
すぐに見晴らし十字路。


ここにはいくつかの
山小屋が集まってるけど、
たぶん泊まったのは
燧小屋だったような気が・・・

どこの小屋だったか
正確には覚えてないけど、
何となくここだった気がする。


チェックインした後、時間が
あるので周辺を少し散策。


夏至前だから、夕方でも
まだまだ明るかったんだろうな。


この日は曇り気味だったけど、
青空で西日が差し込んでたら
だいぶ違う印象だったと思う。


すぐ近くにはテント場も
あったんだねぇ。


こちらは尾瀬沼へ向かう道。

鬱蒼とした感じで暗めだし
展望も無さそうだったので、
すぐ引き返した記憶があるよ。

ハッキリ記憶に残ってるのは、
小屋で風呂に入ろうとして
風呂場はどこかなと思いながら
長い廊下を歩いていたら、
男湯を通り過ぎて突き当りの
女湯の手前まで行ってしまった。

ちょうどおばちゃんが入ろうとして
いたから引き返そうとしたら、
おばちゃんに、一緒に入るぅ〜?
って言われて苦笑い・・・(^_^;)

入るわけないじゃん。笑

無事に戻って手前の男湯へ。

98 年以降、日本アルプス等へ
行くようになった後は、山の中は
基本的に風呂が無いって認識
になったけど、まだこの頃は
宿泊施設に風呂があっても
何とも思ってなかったなぁ。


この時は個室泊まりだったけど、
これもまた山小屋は大部屋が
基本で、個室は贅沢ってことが
分かるようになるのはもっと後。

確か持参していたウィスキーを
チビチビ呑んでた気がする。

この日は徹夜状態で移動したし
日中はずっと歩いていたから、
たぶん夜はそこそこ寝たんじゃ
ないのかな って思う。


1997 - 06 - 16 ( 月 )      晴れ 時々 曇り

早い時間に目が覚めたので、
外へ散歩に出てみる。

時間は正確に覚えて
ないけど、たぶん 5 時台
だったような気がするよ。


夏至前だから、早朝でも
既に昼間と同じ感じね。


写真は西の方を見ていて、
正面に見えてるのが至仏山。

今日はこちらへ歩いて戻るよ。


どの方向を見てるのかと思って
地図を見ると、山の感じから
八海山やカッパ山の
方向じゃないかなと思う。


風が無いと水面に
山が綺麗に映るね。


見晴らし十字路から少し
西の方へ歩いて後ろを
振り返ると、小屋の背後に
燧ケ岳が綺麗に見える。


今日はここを真っ直ぐ
山ノ鼻へ戻る予定。

遠くまで人のいない木道の
写真が撮れて良かった♪


黄色い花が沢山咲いていて、
キンポウゲ科の花みたいね。

湿地帯や水芭蕉と一緒に
咲いてることが多いそうなので、
リュウキンカなのかな。


早朝だからなのか朝食の時間
だからなのか分からんけど、
小屋の外には人がいなくて
随分静かな雰囲気。


湧き水から水を補給。

K 君が全荷物を担いで
いるから、チェックアウト
した後だろうと思う。


さっきと同じ花ね〜


歩いている人の姿は
全然見られないね。

と思ったけど、調べてみたら
見晴らし十字路の南側を
見た写真だったから、
コースが無くて人がいない
のは当たり前だった。


見晴らし十字路を
後にして結構歩いて来た。


大きな案内板があったので
一緒に記念写真。


沼尻川を渡る。


竜宮十字路のすぐ近くには、
樹林帯や沢があるよ。


竜宮小屋が見えてきた。


竜宮十字路を過ぎると
また池塘が出てきて、
燧ケ岳が映ってるね。


さっきと同じリュウキンカかな。


竜宮小屋のすぐ西側の十字路。

今は富士見峠へのルートは
通行禁止になってるようだけど、
この頃は通れた気がする。

覚えている記憶で、休憩中に
近くで休んでいたおばちゃんから
お握りを貰ったんだよね。

場所が吊り橋の所だった気が
するけど、二日目は吊り橋
は通ってないんだよなぁ〜

でもお風呂の件より後だった
気がするから、そうなると
二日目になるんだけど・・・
いや〜 もう分からん。

年数経つと、人の記憶なんて
いつの間にか変わって
しまってたりするからね。

確か吊り橋の脇で休んでいて、
午前中に陽が差していて
朝食からさして時間が経って
なくて腹は減ってなかったから、
最初断ったんだけど、強引に
頂く羽目になってしまったと。

でお風呂の件と併せて、
何でおばちゃんに人気がある
んだろうと思ってしまった記憶
なんだけどねぇ。 (^_^;)

でも午前中の吊り橋を考えると、
初日だったのかもしれないな。


再び大きな池塘。


木道の先には水芭蕉。


この辺の写真は自分が
写っていて日付けも無いし、
色合いも違ったりしてるから、
K 君が撮った写真ね。


GoogleStreet を見たら、
ほぼ同じ景観の
場所が見つかったので、
場所は特定出来たよ。


見た目だけはちゃんとした
カメラマン風ねぇ。(^_^;)


尾瀬の水芭蕉といえば
5 月末頃ってイメージ
だったけど、6 月半ばでも
沢山咲いていたんだね。


セルフタイマーの間に
向こうまで走って
行ったんだろうなぁ。

遠くなると、いつシャッターが
切れたのかが分からんのよ。

でも昔はそれが分かるように
いつもフラッシュをわざと
焚いていた気がする。


空が青だったらだいぶ
印象が違ってただろうと
思うけど、惜しかった〜


この二枚の写真も
GoogleStreet で探したら、
そっくりな場所が見つかった。

中田代の下ノ大堀川で
木道が分岐してる所ね。

微妙に違う感じもあるけど、
年数がだいぶ経ってるから
木道や湿地の状況は多少
変わってても不思議は無い。


向こうにやたら背の高い
ものが見えるなぁと思ったら、
尾瀬では有名な歩荷さん。

あの重さの荷物を担いで
歩くって凄いよねぇ・・・


ここは牛首のすぐ前で、
上ノ大堀川を渡る所。


こっちは上田代の橋を渡る
所と思われるけど、写真と
同じ橋は GoogleStreet
では見当たらなかった。

でも沢を渡る所は 1 ヶ所
しかないし景観も同じだから、
橋が架け替えられたのかな。


水芭蕉、沢山咲いてるね♪


ここは山ノ鼻の南側の
川上川を渡る橋の所。

景観は少し違ったけど、
登山道の方向と電柱が
変わってなかった。


この場所は調べたけど不明。

でも尾瀬戸倉のスキー場に
バートンがあるから、
その付近なんだろうと思う。

それよりこの写真、
水平を建物に合わせんと
いけなかったのでは・・・


ここはスキー場の前で、
GoogleStreet にほぼ
同じ建物が写っていたよ。

この時は最初バスに乗れずに
どうしたもんかって思ったけど、
マイカーに変えて来たら
寄り道も出来たし自由も
利いたから、結果的には
良かったと思う。

天気が青空でなかったのが
イマイチだけど、尾瀬は初めて
来たし、大自然の中〜 って
感じもして良かったよ〜♪
\(^o^)/ \(^o^)/